成功者と失敗者

いつもありがとうございます。

肉団子には竹の子が入って欲しい、岩松正史です。

「あなたも成功者になりましょう!」

どこまで見たことがあるような、
独立起業塾のキャッチフレーズのようですね(笑)

自分も成功者になりたい!

そう思っている人は
多いのではないでしょうか。

私もなんとなく、
成功したい中の一人です。

でも

「成功って何だろう?」

と考えてみると、
実は自分の成功の定義が
よくわかっていない自分がいました。

一つ分かりやすいのは
お金を早くたくさん手に入れることです。

でも、

そのお金も遅く手に入っても
あまり意味はないなと。

例えば、

人生が終わると分かっているとして、
その3日前に多額のお金をもらっても
あまりうれしくなさそうです。

「早く」ないといけないわけですが
若いころからそう思っているうちに
もう50代に手が届きそうな
年齢になってしまいました。

でも、

いまもし必要十分以上の
お金が手に入るなら
「成功」した気分になれそうです。

・・・

人生の成功はいつ
どのように決まるのか???

そんなことを時々考えます。

いろいろな定義が出来ると思います。

一つには

「自分はいま成功している最中だ」

と感じている時間の長さ。

あるいは、

成功していると感じている
「強さ」で決めることが出来るかもしれません。

けれども、

成功している時間が長くても、
強かったとしても

もし自分の命がつきる瞬間だけは

「自分は失敗している」

と感じているとしたら
その人はそれでも

「自分の人生は成功だった」

と思えるでしょうか???

全体的にはほぼ成功(と感じていた)。

でも最後だけは失敗(と感じていら)ら、
成功した人生とは思えなさそうな気がします。

つまりこう思うのです。

成功した人生だったかどうかは

「死ぬ瞬間どう思っているかだけで決まる」

いま成功していると思っている人も
いまはたまたま「成功気味」の
状態をいま味わっているだけ。

失敗していると思っている人も
たまたま「失敗気味」の
状態をいま味わっているだけ。

明日はどうなっているかわらかないし、
1年後はさらにどうなっているかわかりません。

もしこの仮説が正しいとして、
成功が命の終わりの直前に
感じているもので決まるなら、

「成功した人」はその直後に
この世にはいないことになってしまいます(笑)

・・・

こんなくだらないことを
考える時間があるなら

早く成功できるように
一生懸命仕事でもすれば
いいのかもしれませんね(笑)

でも、

普段何気なく当たり前に使っている言葉は、
意外と意味がよくわかっていないことが
あるなと思うのであります。

さて、

これをお読みいただいている
あなたにとって
成功とは何ですか?

<お知らせ>

相手が使った言葉の意味を
ちゃんと理解しようとする聴き方、

傾聴に興味がある方のための
傾聴サポーター養成講座は、
6月は6月26~28日の平日開催です。

平日しか参加できないという方は
ぜひお越しください
 ↓
http://bit.ly/2qJDa6f

<<編集後記>>

きのうは雨の中、夕方
打ち合わせのために飯田橋まで行きました。

知り合いの某医療系大学の教授と
医療現場で傾聴のような関わり方が
どのように影響を与えるのか?

その研究をしようということになっています。

国から認可をもらう正式な研究だそうなので、
時間をかけて進めることになりそうですが
傾聴が日常生活に大切なものとして
広がっていくのが楽しみです。

今日もいい一日をお過ごしください!




logo1

■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

PAGE TOP