聴き上手は話上手、
話上手は聴き上手
などと言う言葉を耳にします。
実際にはどうでしょうか。
私自身は9年間聴くことにこだわってきて
話すことも少しずつマシになってきたように感じています。
聴くのが上手な人は話すのも上手。
話すのが上手な人は聴くのも上手。
だと思います。
なぜなら、
話には必ずその人が1番訴えたいこと
「主訴」というものがあります。
傾聴の場合、
主訴を一生懸命生聴きとることで、
支えたりカウンセリングがうまく行くわけです。
だからいつも聴きながら
「この人が伝えたい主訴は何だろう?」
だけを意識して聴いています。
話しをする時も同じで
主訴がはっきりわかっている話は聴きやすく、
そうでない、
何を言いたいのか分からない話はで聴きにくいでしょう。
主訴を聴き取ろうとするのが傾聴。
主訴を伝えようとするのが話
と、言うことすから、
この2つは全く同じことといえます。
すると当然、
話だけでなく「文章」にも全く同じことがいえます。
おかげさまで私が出版した傾聴の本
(聴く力の強化書:自由国民社)は、
難しい傾聴について非常に内容が
わかりやすいと好評いただけています。
もし本当にそう思っていただけるのだとしたら、
それはきっと私が書きはじめる時に
先にしっかり主訴を決めてから
書き始めたからかもしれません。
主訴=伝えたい思いの軸(根っこ)
私は読書法もお伝えしますが、
本を読むのも同じです。
本の中には必ず著者が訴えたい主訴があり、
それを伝えるために
「理由(Becaouse)」と「例文(Example)」
を書き足すだけです。
小説は違いますが、実用所の場合、
本の中から理由と例文をとり除くと、
一番伝えたい主訴が浮かび上がってきます。
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・主訴を聴き取るのが「傾聴」
・主訴を話して伝える、のが「スピーチ」
・主訴を書くのが「作文」
・主訴を読みとるのが「読書」
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聴くこと、
話すこと、
書くこと、
読むこと、
これらはすべて主訴を明確にするとうまくいくわけです。
主訴を気にしてみませんか?
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