今週は、4日間の大阪出張から深夜11時に帰宅したら、翌日の9時過ぎには、また出発。
きょうから夏休みで小学1年の息子と静岡にきています。
娘と妻、女同士別の場所に旅立ちました。
家族旅行を別に行くなんて、意味わからないと言われますが、共働きで夫婦のため、
普段から休みのタイミングもバラバラ。
なかなか、夫婦そろって休みをとることがありません。
息子はかねてより「新幹線に乗りたい」といっていまして。
一方、娘は、新幹線ではいけない別に場所に行きたいところが決まっていまして。
普段なかなか子供たちのしたい要望をかなえてあげられないので、娘と息子両方の希望をかなえようと、
今年は別々に対応することにしました。
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ものすごく新幹線に乗りたがる息子を見ていると、電車大好き少年だった
子供の頃の自分を見ているようでなんともかわいいですね。
しかし同時に思ったのは、しょせんはまだ小学1年生。
長旅に慣れてもいないので、どんなに熱烈に乗りたがっていても実際乗ってみたらきっと
「すぐ飽きるだろう」と予想しまして。
はじめは大阪のユニバーサルスタジオに行こうかとも考えたのですが、息子がそもそもさほど、
それ系のアトラクションが好きなわけでもなく。
普通、新幹線といえば「遠くに行くもの」でありますが、長時間の移動は退屈がるに違いないと予想し、
近場に行くことにしました。
その方が旅費もかかりませんしね。
そこで新幹線でたった1時間ほどの浜松の駅前に宿をとり、そこにある小さな遊園地を目的としました。
・・・
そして実際、新幹線に乗りに行ったら・・・。
乗るまでは大はしゃぎしていた息子は、10分もしたら静かになり。
20分したら「まだつかないの?まだつかないの?」といい出し。
30分したら退屈で寝てしまいました。
寝顔を見ながら「よし、予想的中!!!」。
心の中でガッツポーズをしましたね(笑)。
こうして息子の新幹線に乗りたい願いを叶えながら、旅費も安く済ませることができたのであります。
・・・
「もしかして、こんな事じゃないの?」
「やっぱりそうなんだ!」
「きっとそうだと思ったんだよね」
人と会話しているときに、予想が的中してうれしかったことはありませんか?
会話に限らず、クイズでもなんでも予想が的中すると嬉しいですよね。
でも、当てられた方は特にうれしくはないわけで、当てた方が喜んでいるだけであります。
もし、相手のことを理解しようと思うなら、それは予想を的中させることではありません。
予想的中は「当てる」。
相手を理解するのは「わかる」。
「当てる」と「わかる」は全然別のことであります。
当てるコミュニケーションもうれしいものですが、傾聴のように分析せず、そのままの相手を理解する
わかるコミュニケーションも、通じ合えたときとてもうれしいものであります。
両方できて使い分け出来れば、さらにうれしさも倍。
当てて自己満足するのではなく、分かりあって両者満足もいいものです。
・・・
日ごろのおこないがいいものですから、雨の予想が曇りか晴に変わりました。
息子は以前体験した、ニジマスのつかみ取りがしたいのだそうです。
いつもは期待に応えられない分、浮いた旅費をつかって息子の希望を存分に叶えてあげましょう。
<お知らせ>
相手の気持ちを推測して当てるのではなく、
やりとりしながらわかる他の聴くスキル、
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今週末8月25日土曜日に、
名古屋で開催です。
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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
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