心の歴史を聴く

お金にはなぜ、小銭とお札があるのでしょうか?

考えたことはありますか???

諸説あるようですが先日、ネットを見ていたら、なるほどと思う話がありました。

そもそも、お金には2つのルーツがあるそうです。

一つは、海のルーツ。

もう一つは、山のルーツ。

物々交換の時代が終わりお金(のようなもの)が登場した当初、
海が近い地域では、貝殻がお金として使われていたそうです。

なので、「買う」「財産」「貯める」「貨幣」お金を表す漢字には多くに
「貝」の字が使われているのだとか。

一方、お札は山がルーツだそうです。

むかし木札をお金代わりにしていたものが発展して、紙に変わっていったのだとか。

そういわれると、すごく納得したのでした。

何気なく普段使っているお金は、ルーツなど気にしなくても生活する分には困りません。

でも小銭とお札がなぜあるのだろう?と考えてみると理解が深まるわけであります。

人の話を聴くのも同じです。

いま目の前にいる人が「何を言っているか?」よりも「なぜこうなったのか?」という
視点を持って聴くといろいろ気づきやすくなります。

私はよくこんな視点で話を聴いています。

この話題を・・・

・いまこのタイミングで
・このような感情で
・このような声色で
・このような視点をもって
・このような価値観で
・このような態度で
・このようは話す速さで

・・・話すことになったのだろう?

いま目の前で表現されているものは、過去の積み重ねの結果であるはず。

その心のワケを聴きとろうとすることで、より深く知ろうとするし、本当に寄り添い、
共感し、心として理解することができることがあります。

言っていることを聴くより、言っている人の心の歴史を聴くという感じでしょうか。

傾聴ではよく

・意味を聴き気持ちに応える
・気持ちを聴き、意味を理解する

といいます。

どちらがニワトリで、どちらが玉子か?

まだ私自身、最終的にどちらの表現が最適か定まっていないところでありますが、
両方の輻輳(ふくそう)であることは間違いなさそうです。

聴きたいのの気持ち。

気持ちは心の歴史。

よかったら上のような視点をもって聴いてみてください。

・・・

でもお金について一つ疑問が残っています。

なぜ小銭は「少額」となり、お札は「高額」となったのか?

これは全世界共通に思えますが、どうやって決まったのか気になります。

また今度調べましょう。

興味が持てれば、学ぶことも、聴くことも苦痛とは無縁、
楽しみでしかありませんね。

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