傾聴の逆の世界とは


いつもありがとうございます。
講座で話しすぎた疲れはカラオケでリフレッシュ、岩松正史です。

「傾聴サポーター体験会&説明会」を毎月開催しています。

体験会に参加されるのは、
だいたい40代〜60代ぐらいの人が多いです。

男女比は「6対4」ぐらいで、
女性のほうが多いです。

最近だと、私のYouTubeを見てから
来てくださる人も増えています。

「実際の岩松さんって、YouTubeよりも雰囲気が柔らかいですね」

なんて言われたりもします。

ときどき、

講座の内容じゃなくて私を見に来ているのかな???
なんて思ったりもします(笑)

男性と女性で参加時の印象はちょっと違います。

男性は、講座の中身や傾聴の知識に
強く関心をもって参加している印象です。

女性は、どちらかというと
体験会という場のコミュニケーション
そのものを楽しんでいる印象です。

私としては、どちもウェルカム、
大歓迎であります。

興味は人それぞれ違っても
体験会を通じて傾聴を深く知っていただけたら
うれしいしいですね。

「岩松と話してみたい!」という理由でも十分です。

実際に会ってみたら(オンラインですけど)、
信用できる人間だとすぐ分かりますよ!?(笑)

体験会でお会いできるのを楽しみにしています。

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◆オンライン傾聴体験会
・4月22日(金)19:30
・4月26日(火)10:00※11日から変更
・5月4日(水祝)19:30
・5月13日(金)19:30
・5月16日(月)10:00
・5月29日(日)10:00
https://jkda.or.jp/info/?p=1788
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<<本文>>

「傾聴とは、相手ともに理解していくこと」

某心理学のテキストに書いてあった
この定義が私にはとてもしっくりきます。

「相手とともに理解する」というと
「お互いのことを分かりあうこと」
と思う人がいるかもしれません。

でも、

話を聴くのに聴き手が自分のこと(事柄)を
知ってもらう必要はあまりなかったりします。

(聴き手が一致してありのままでいることを
知ってもらうことは大事ですが)

「相手とともに理解する」は
「お互いを理解する」ことではなく、

「話し手と一緒に、話し手のことを理解していくこと」

であります。

では、

相手とともに理解していくことの
間逆にある世界は何か。

「自分勝手に解釈し、そのまま理解しないこと」

であります。

つまり、

傾聴ができるかできないかの境目は
勝手に解釈している自分を
認識できているかどうかにかかっています。

自分勝手に解釈することに気づいている人は
「これは自分の解釈である」と認識し、
相手はそうは言ってないことがちゃんと理解できます。

ところが、

自分が解釈していることに気づけない人は、
聴いた瞬間に、

「それはこういう意味だろう」
「私はそのようにしか思えない」

と勝手に変換しデコレーションをつけ解釈します。

・・・

私は、

評論で意見が合わないことで有名な
橋本徹さんと百田尚樹さんの
両方の話を定期的に聞いています。

それぞれ聞いているとなるほどと
思うことがあるのですが、

百田さんが橋本さんの発言について、
あるいは橋本さんが百田さんについての
発言について触れるのを聴いていると、
どちらとも

「相手はそこまでは言ってないよね(笑)」

と思うことが多々あります。

基本的な感が手方の違いもあるのでしょうが
さらにもめてしまうのは、
言ってないことまで勝手にこういうことだと解釈され
そこに感情的になっているように
思えて仕方ありません。

・・・

解釈してしまっているかどうかは
確認することができます。

「つまりこういうことでしょ!?」

とこちらが要約して返したときに

一点の曇りなく「そうそうそう!!」と反応が返ってくれば
余計な解釈はしていないと考えていいでしょう。

でも、

要約したときに時に
「うーん」とか「そう・・・ですね」と
勝手な解釈が入っている証拠です。

そんなよからぬ反応があったとき解釈している証拠です。

そのときは立ち止まって押し切らず、
押しつけないようにどこか言いたいこととずれていないか
確認をとりましょう。

解釈しないことも重要ですが、
人間はどうしても解釈してしまう生き物なので、
勝手な解釈をしていることに気づき
そこから修正できることの方が大切です。

いかがでしょうか?

いまこれをお読みいただいているあなたは
解釈している自分に気づけていますか?

個人的には、私は自分の解釈と相手の言ってる事を
分けて聴けるようになってから揉めごとが減りました。

解釈している自分に気づけない人が
相手の聴いてあげようとしても無理です。

「相手のために聴いてあげる」と思わずに、
自分が解釈せず聴いいて人との関係が良くするためくらいに思って
傾聴を学ぶくらいに考えるのがお勧めです。

<お知らせ>

傾聴1日講座、毎月開催中!
https://keicho1day.com/basic-seminor/

<<編集後記>>

きのう日まで2日間飯田橋して傾聴の
講師養成講座を開催していました。

今回で12回目になりましていままでに
50名以上の方が講師になっていただいています。

講師になるには動画提出など試験もあり
けっこう厳しいのですが毎回講師になりたいと
熱い思いでみなさん来ていただけるので、

楽になる傾聴を伝えてきて
本当に良かったと思える瞬間であります。

2日間話しつづけと疲れたのでリフレッシュするために
駅前のカラオケボックスで1時間半歌ってから帰宅しました。

デザートは別腹と言いますが、
私には話すときのノドと歌うときのノドは
「別ノド」であります(笑)

今日は午後からボイトレに行ってきます!

今日もいい1日をお過ごしください!


◆傾聴関連◆
傾聴1日講座(基礎)
傾聴サポーター養成講座

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