相談相手は自分

自分からの相談にうまくのれる人であれば、

他人からの相談にも、うまくのることができるだろう。

・・・

私は食べるとき、いつも相談してる。

・・・自分に。

「本当に食べたいか?」

「この量、全部食べたいか?」

そうしていたら、ダイエットを終えて5年。

いっとき体重が増えても、減らせる自信がついた。

食べること、太ることへの恐怖はない。

増えても数日で調整できるから。

食べることは楽しみでしかない。

基本朝食は食べない。

でも、ときどき食べようと思うときもある。

たとえば、出張のホテルに朝食が付いている。

せっかくタダだから、

食べようかと思うときもある。

(3泊に1回くらい)。

そのときも、

「食べたいか?」

「どれだけの量、食べたいか?」

自分に問いかけて食べる。

食べる食べないの基準は、

「お腹のすき具合」だけということはない。

「こころのすき具合」も影響する。

いや、むしろそちらの方が大きいのかもしれない。

朝食は食べなくも、お腹は問題ない。

でも、せっかく旅先に来たのだから、

少しいつもと違うことをしてみたい

気持ちが芽生えるときもある。

それは「こころ」の問題。

お腹を満たす時の食べ方と

こころを満たす時の食べ方を分ける。

そうすれば、むやみに食べすぎることはない。

お腹が満たされていても、

こころを満たしたくて、食べてもいい。

その時は、お腹は必要としていないのだから、

食べたあとの食事の仕方をどう変えるか?

食べるときに、その後の食事のスケジュールと

たいだいの量を決めてしまえば、

以後、食べ過ぎることはない。

一番太るのは、無意識に食べること。

欲しているか?欲していないか?

わからない状態で食べるのが、一番太る。

無意識が怖い。

だから意識をして食べる。

意識していないときに、思わず

お菓子に手が伸びるような

環境はなくしておけばいい。

また、たいてい、

こころを満たしたいときに、量は必要ない。

食べたという事実が欲しいだけ。

出張のとき定宿のホテルの朝食は、

いつもおにぎりが3種類ある。

3種類あると一瞬、脳は3種類とも

食べないといけないような錯覚に陥る。

そこで、自分に問う。

「本当に全部食べたいのか?」

1つで心が満たされるなら、ひとつ食べる。

2つなら2つ食べ、3つ必要なら3つ食べていい。

でも「3種類食べたい」という欲求そのものが、

すでに「おなか」の問題ではなく、

美食を好む「こころ」の問題だと知っておこう。

そして食べた後どうするかを決める。

「こころ」さえ満たせればいいのに、

不要な「量」食べたことで

体重が増える心配を抱えたくないなら、

昼はどれくらい食べないのか?

夜はどれくらい食べないのか?

先の食べ方の予定を決めておく。

決めてないと、また適当に食べてしまう。

我慢するのではなく、自分と相談する。

「食べたい欲求と、やせたい欲求の両方を満たしてあげるにはどうしたらよいのか?」

と。

「二兎を追う者は、喜びながら工夫して追え」

そのときのポイントは、

「我慢」「辛抱」「禁止」という感覚をなくすこと。

「いつでも食べてよいのだ!」

という感覚が植えつけられていれば、

いま別に食べなくてもいいものが

たくさんあることに気付くことができる。

食べても幸せ。

食べなくても幸せになれる。

もっと言えば、

体重過剰でも幸せになれる。

「本当に私を大切にするとはどういうことなのか?」

他人に訊いてもわからない。

自分といつも相談しよう。

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