いつもありがとうございます。
きのう夜道を歩いているときにセミに当て逃げされた、岩松正史です。
自分の時間とパーソナルスペースを
大切にする中2の娘は
食にあまりこだわりがない。
小さいころからあまり外食を好まない。
何か食べに行くより自宅にある物を
テキトーに食べながら絵を描いたり
電子ピアノを弾いているほうが好き。
なのでスーパーに買い物に行くときは、
娘に何が食べたいか訊いて
出来るだけその期待に応えようとしている。
そして、
多くの場合娘は「寿司」と答える。
昔は寿司は高級品だった。
でもいまはスーパーで
500円くらいから買える。
先日も数少ない好きな食べ物くらいは
いい物を食べさせてやろうと、
ウニは入っていないけれど
ブリ、イクラまでちゃんと
入っている寿司を買って帰った。
そして(腐ってしまうので)
今日中に食べるように促して置いておいた。
翌朝、食卓の上を見てみると・・・
寿司は食べられていたけれど、
1巻だけ手がつかず残されていた。
「ブリ」だけ残っていた。
それを見て思った。
「なんだよぉ~、そうならそうと先に言ってよぉ~」
私は寿司の中でもブリが上位で好きだった。
どうせ残すなら先に言ってくれれば
私が先に食べたのにと思った。
そもそもスーパーで
この寿司のパックを選ぶときに、
ブリがおいしそうだったから
あえて選んだ節がある。
そのぶりは今はもうカピカピに干からびて
食べられる代物ではなくなっていた。
・・・
娘に美味しい寿司を食べさせてやりたい!
そう思って買った。
けれど、
私の中の「美味しい寿司」の基準には
確実に「ブリ」が含まれていた。
でも、その寿司への思いは
娘には届かなかったとわかった。
でももしかしたら、
私にはさして価値がない他のネタを
娘はたいそう美味しく食べたのかもしれない。
(食べなかったのかも知れない)
・・・
誰かの幸せを「願う」のは願う人の自由。
でも「想いよ届け!」となってしまうと
それは自分の欲求をの理解をするように
相手に押し付けるだけ。
また、
相手の気持ちをいくら察しようと試みても
結局それは自分の価値観のフィルターを
通した察し方に過ぎないから
押しつけになりやすい。
一見、相手のことを思っているようでいて、
自分の想いを押しつけているだけ
なんてことにならないように
気を付けないといけない。
想いは届かないとちゃんと理解できれば、
想いはもうすれ違わなて済むようになる。
今度からブリ入りの寿司を買ったときは、
娘に「ブリ食べちゃっていい?」と
先に聴いてしまえばいいのだから。
相手に不満を持つときというのは、
自分の想いをちゃんと
伝えられていない時なのかもしれない。
・察するのはやめよう
・想いはそのまま伝えてみよう
・気に入らない時に相手を責めるのはやめよう
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<<編集後記>>
おとといから夏休みが終わり
学校が始まりました。
きのうの朝、いつものように
書斎で仕事をしてたら妻から
弁当を作るように言われまして。
何で?と訊いたら給食が
まだ始まってないのだとか。
出発時間まであと15分。
急いでありあわせの物を入れて
どうにか間に合わせたのでありました。
学校は始まっているのに、
なぜ給食は同時に始まらないのか?
娘のときら8年間続く不思議であります。
今日もいい一日をお過ごしください!
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