【傾聴】こんな聴き方ではもちません

傾聴でいつもお世話になっている
先生から面白い話を聞きました。
先生が長年傾聴ボランティア
養成講座を担当している
都内のある自治体の話です。
その自治体では現在その先生以外にも
2つ傾聴の講座があるそうです。
・・・
正確には「あった」そうです。
一人の先生は
「聴く人自身の思いなど関係ないから、
とにかく相手のために聴いている
ふりでもいいからしてあげましょう」
という先生。
もう一人は、
「聴き上手になるにはまず聴人が
自分の感情と向き合わなければならない。

だから、聴き手を目指す人はとにかく
自分の過去を吐き出しなさい。
私がまずあなたを救ってあげるから」
という先生。
前者の講座からは受講者から
「いうことはわかるけれどうまくできない」
という声が続出し、
後者の講座は3回目にして
受講者が0になったそうです。
そして後者の先生、
自分の受講生がいなくなったので、
私の知り合いの先生の講座の講師にしろと
運営担当者に詰め寄ったとか。
自分が受講者を減らしているのに、
知り合いの先生にしたら迷惑な話です・・・.。
前者は、
自虐型傾聴
後者は、
カタルシス至上主義型傾聴
我慢したり、強制したりをくり返して
いるからいつまでたっても
聴ける人が増えないのです。
聴く人自身が楽になる傾聴が必要でしょう。
みんな抑圧、強制が大好き。
夏休みに聴き方を見直してみませんか?
⇒初心者のための傾聴1日講座
http://keicho.aeruba.co.jp/

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