「いつもの、あれ」

いつもありがとうございます。

シュウマイより肉団子のほうが好きな、岩松正史です。

カフェに仕事をしにいった。

レジ横の電源がある
カウンター席を案内された。

人の出入りが気になるので、
本当はもう少し奥がよかった。

でも、席があいていなかった。

集中力を若干かきそうだけど
今回は仕方がない。

コーヒーを注文し、あきらめて
その席で仕事をはじめた。

人がたくさん出入りする。

しばらくして年配の女性が入店してきた。

店内飲食の客ではないらしい。

もち帰り客のようだ。

レジで店員さんに豆を注文しはじめた。

「エチオピアモカと・・・」

いいかけて止まった。

そしてしばし沈黙のあとこういった。

「いつもの、あれ」

店員さんはくり返した。

「いつもの…あれ?」

年配女性にとっては
あたり前のもののようだけれど、

店員さんにとってはさほど
なじみ客でもないようだ。

しかたないので店員さんは
そこからヒアリングをして
あれこれ商品を見せた。

最終的に「ああ、これこれ」
と女性は言いながら、

エチオピアモカと
「いつものアレ」
を買ってかえった。

・・・

「あそこで、あの人が、あれしたのよ・・・」
「だって、それもね、あれかなと思って・・・」

こんなふうにアレアレいう話を
結構よく耳にする。

なぜこのような
会話になってしまうのか?

単に言葉が出てこないというのもあるけれど、
それで相手に伝わっていると思っている人もいる。

自分がわかっていることは
あいてもわかっているはずだと
勘違いしているのだろう。

「そんなの当たり前でしょ」
「そんなの当然でしょ」
「普通そうでしょ」
「みんなそう思ってる」

・・・でもだいたいそれは勘違い。

思っていることは
言葉にしなければ伝わらない。

すれ違い、トラブルの原因にもなる。

自分すらちゃんと言葉にできないことを、
相手に理解しろというのは無理がある。

時間がかかってもいいから、
思ったことは言葉で伝えよう。

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「傾聴すると聴く人が楽になる!」
その実体験をお伝えしたくて
15年間、傾聴一筋にお伝えしています。

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<<編集後記>>

きのうの夜は定例に
Web飲み会を開催しました。

Web飲み会とは、
インターネット会議システムを使って
自宅のパソコンやスマホの前で
好きな酒や飲み物を飲む集まりです。

居酒屋や飲食店に集まった飲み会とちがい
交通費と移動時間をかけず
全国から人が集まれますし、

割り勘してお酒が弱い人が
飲み負けする心配もありません(笑)。

各々が好きな食べ物を用意するので、
注文で気を使う必要もありません。

そして何より酔いつぶれても
終電でのり過ごす心配もないという
画期的な飲み会です(笑)

きのうも
群馬、東京、神奈川、愛知、京都、大阪、岡山・・・
同じ傾聴サポーターでも
ふだん会うことがない仲間が
出会える場となりました。

便利な時代になりました。

インターネットは時間と空間を
一瞬にしてつないでくれる
画期的な仕組みだとあらためて
実感した次第です。

さて今日はあすからの
今週2回目の大阪行きの準備です。

今日もいい一日をお過ごしください!




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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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