「足りない」は「いけない」とは違う

<出版記念講演会in大阪>
2月29日(土)14時(梅田)
http://bit.ly/2PtCsEB


いつもありがとうございます。

右手と左手が同時にしか動かせないのでピアノが弾けない、岩松正史です。

近所に大型のドラッグストアができた。

ドラッグストアといっても買うのは薬ではなく
もっぱらお菓子や飲料などの食品が多い。

ある日、家にあったインスタントコーヒーがなくなった。
1回分ずつ梱包らされている
スティックタイプのインスタントコーヒー。

コーヒー好きな私はかれこれ20年以上
インスタントコーヒーは飲んでなかった。

それがなぜか、最近あるところで飲んで以来
急に美味しく感じるようになった。
コーヒーにミルクや砂糖は入れない。

お気に入りのブランドは特にないので
とにかくスティックタイプの
ブラックコーヒーを探しに行った。

・・・

そドラッグスターはとても大きな施設で
コーヒーだけで100種類以上品揃えがあった。

ところがいざ探し始めるといつまでたっても
お目当てのコーヒーを見つけられない。

あるのはドリップコーヒー、瓶タイプのインスタントコーヒー
そしてミルクが入ったタイプのスティックコーヒー・・・。

スティックタイプでもミルクが入った
似た異様なものなら何種類もある。

でもいくら探しても欲しい物は見つからなかった。
しまいには店員さんをつかまえて一緒に探してもらった。

でも、やはりなかった。
店員さんもげせない顔をしながら、

「すみません・・・」

といって去っていった。

・・・

「自分の中に何が足りないのか?」

自分の中に実際にあるイヤなものについて
いらないと判断することなら簡単にできる。

でも自分の欠けている部分にひとりで
気づくというのはとてもムズカシイ。

なぜならそれは「見えない」から
存在そのものがわからない。

自分の足りないところ知るには、
一人で感が混むより人に訊いてみるのが早い。

少なくとも店員は自分に店に
「スティックタイプのブラックコーヒーがない」
という事実は気がついただろう。

もしかしたら、世の中に「スティックタイプのブラックコーヒー
という物が存在することをこれがきっかけで
初めて知ったのかもしれない。

それを自分の店に品揃えするかどうかは
自分があとから判断して決めればいい。

でも、そもそも存在に気づくことが出来なければ
検討することすらできない。

一人で考え続けるというのは
一見真面目に見えて実は足りない自分を
知ることか逃げているだけなのかもしれない。

足りない自分は、いけない自分ではないのだから、
人に訊いてみた方がいい。

人に訊いたほうが本当の
自分がようわかることがある。

いかがでしょうか?

これをお読みのあなたは最近、
自分が足りないところを人に
尋ねてみたことはありますか?

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<<編集後記>>

昔からリズム感はない方でして。

ダンスとかピアノとか苦手です。

・・・というか、

ほぼやったことがないので
練習したらもしかしたら
できるのかもしれませんが・・・。

そんな私も最近小2の息子と一緒に
ゲーセンにある「太鼓の達人」はよくやります。

リズム感のない私ですから
昔の私なら難易度は無難に
初心者コースを選ぶところですが、
いまはそうではありません。

簡単でもムズカシクても
どうせうまくは出来ないのがわかっているので
どうせならチャレンジしようと思い

(息子が選んだ)聞いたことがない曲でも
難易度が一番高い難しいのをあえて選びます。

案の定たいしてうまくもできないのですが(笑)

難易度を低くして失敗しない人生より
難易度を高くして失敗もたくさんするが、
学びがある人生の方が楽しい気がします。

(↑太鼓の達人で語ることではありませんね(汗))

今日もいい一日をお過ごし下さい!




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