右も左も練習する

得意なこと、好きなこと、楽なことがあると苦手なことから目を背け逃げてしまいがちですが、実は苦手なことにちゃんと向き合ったときにこそ、人は成長できるのかもしれません。

いまから18年ほど前、転勤先の栃木県で

コンビニの営業担当をしていました。

20代独身。

暇つぶしと、仕事のストレス発散を兼ねて、

毎晩「バッティングセンター」に通ってました。

深夜0時くらいまでやっていてくれて、

行きやすかったんですよね。

ほぼ、毎日仕事のあとに行きました(笑)

ときには、休日に、

3つのバッティングセンターを

「はしご」したり。

バッティングセンター内の

「今月のホームラン打者」

に名前を連ねたりしておりました。

毎月1万円以上、投資して。

普通で、1日100球。

多い日で300球ほど打っていましたね。

彼女のいないヒマ人の極みであります(笑)。

・・・

でも、素人でも、それくらいやっていると、

それなりに打つコツもつかんできまして。

一番調子が良かったときは、振り方は素人でも、

一回20球ほどの打席で、

右打席と左打席を1球ずつ交互に打席に立って

球速120kmのボールを交互に打てていました。

あの頃は11月(ドラフト)が楽しみでした(笑)。

・・・

でも、その後、転勤、退職してからは

まったくやらなくなりまして。

ところが最近、ふと思い立って

久しぶりに行ってみたら・・。

 ・
 ・
 ・

なんと、まったく当たらない!(汗)

当たらないどころか、

100kmの球が見えない(汗)。

「記憶力の低下を脳の老化のせいにしてはいけない」

と普段エラそうに言っている私も

さすがに老化かなと、弱気になりまして。

でも、悔しくて、

「本当にもうダメなのか?」

確認すべく、それから2、3回

自宅近くのバッティングセンターに通いました。

はじめのうちは、むかしの打ち方を

全く思い出せずにいましたが

だんだんと感覚が戻ってきまして。

いまでは100キロは少しは納得できるスイングで

打てるようになりました。

翌日から筋肉痛はひどいですが・・・(汗)。

まだ、体が慣れてなくて筋肉痛になるので、

一度行ったら3、4日あけないと

次にいけないですけれど、

なかなかいい感じです。

来年のドラフトを目指そうと思います(笑)。

・・・

最初は絶望していたわけですが、

バッティングセンターに何回か

通いながら思ったのは

「昔、練習していたおかげだな」

と。

もしまったくの初心者だったら

数回でここまで打てるようにはなりません。

でもきっと、

「練習した経験のつみ重ねは永遠に残る」

とうのはきっと、

バッティングセンターだけの話ではないですよね。

・・・

傾聴の講座に来る方の中に、

やたらと傾聴の「コツ」だけ

知りたがる人がいます。

伝えられることはもちろん

惜しみなく伝えますけれど、

「まだ傾聴を知ったばかりの人が、コツを知りたがるというのは、何か違うよな・・・」

と内心思うわけです。

その人が、本当に知ったほうがいいのは

「傾聴を上手にするためのコツ」

ではなくて、

「傾聴の練習を上手に進めるためのコツ」

ではないかと。

ようするに、コツとかポイントばかり

知りたがる人というのは焦るあまり、

「頭で理解すればできるはず」

という、大いなる勘違いをしているのであります。

実際には、

「頭で理解したころから、練習が始まる」

だけですね。

本当に役立つ「コツ」というものは、

練習を積み重ねている人だからこそ、

役に立てられるのではないでしょうか?

・・・

それでもあえて、

傾聴するときのコツを伝えるとしたら、

「プラスだけでなく、マイナスもしっかり受け止めること」

ということでしょうかね。

別の言い方をすると、

「プラスはいいこと、マイナス悪いこと」

という思考のフレームをとることを意識した

練習をするといいでしょう。

傾聴で寄り添うとは、

相手を「ポジティブに変える」ことではありません。

ネガティブでつらい時ほど、

暗くて、寒くて、痛いと言っている

その人には同伴者が必要なんですね。

そのとき、マイナス(ネガティブ)に

関われない人は、逃げてしまします(心理的に)。

ネガティブに関わる練習こそしっかりすること。

それが上手に傾聴できるようになるための

一番のポイントです。

よかったら覚えておいてください。

・・・

これを書きながら思うのは、

傾聴はバッティングセンターに

似ている気がします。

バッティングするとき

私は、左打席は打ちにくいのです。

まだ、ほとんど当たりません。

でも、打ちにくいからやらないのではなくて、

「打ちにくいからこそ練習する」

のです。

コツなんか考えていても仕方ありません。

練習あるのみです。

そして、ずっと苦手なことでも練習していると、

面白いことが起きたりします。

左打席で練習してから、右打席に戻ると、

とても球が見えやすくなり、

打ちやすくなることが多いのです。

きっと、体の動きもバランスがとれて、

視野も広がるのでしょうね。

傾聴もバッティングも

右も左も練習しましょう(笑)。

そうすると、視野と心のキャパが広がり、

スキルも上達していきます。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「右も左も練習する」

コツを探すなら、成功のコツを探すのはやめて

練習のコツと探してみてはいかがでしょうか?

<お知らせ>

傾聴1日講座で出来ることは、

気持ちを聴くための「聴く耳づくり」までです。

あとは自宅に戻った後の練習方法は

一回体験してもらいますが、

練習の方法も、しっかりにお伝えします。

自分で努力したい方はぜひお越しください。

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