傾聴では「どう聴くか?」

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いつもありがとうございます。

大きな寿司のセットを買ったのに玉子、あなご、ネギトロしか食べられなかった、岩松正史です。

傾聴で話を聴くとはどう聴けばよいのでしょうか?

そのまえにまず聴き方についてよくある
勘違いを確認しましょう。

3つあります。

1.とりあえず自分の考えや意見は言わず黙って聴く
2.なんでもかんでも相手を否定せず肯定して聴く
3.自分の考えや意見は無視してとりあえず相手にたくさん話せるように聴く

このような聴き方(?)をしていると
聴くのがただのつらい苦行になってきます。

あるいは本当の関係性を築くことができません。

なぜなら上の3つは「聴き方」では無いからです。

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1.とりあえず自分の考えや意見は言わず黙って聴く
-------------------
 →黙る=口を開けないこと行為

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2. なんでもかんでも相手を否定せず肯定して聴く
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→腹の中で違うことを思いながら無理をして思ってもないことをいう行為

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3. 自分の考えや意見は無視してとりあえず相手にたくさん話せるように聴く
-------------------
→話したくなっている自分を必死に抑える行為

このように聴くとは関係ない行為を
聴くことだと思っている人はたくさんいます。

これらの中には本来どう聴くかに必要な
何かを、どのように聴くのかという
目的も行為も入っていません。

だから効けないのは当然です。

ではどのように聴けば良いのでしょうか?

ステップ1.聴く対象を明確にする(気持ち)
ステップ2.気持ちを聴き取る行為に専念する

ステップ2は具体的に、
・共感の相槌で応答する
・フィーリングチェック(伝え返し)で受け止めた感覚の理解が正しいか常に相手とやりとりをし確認をする

などになります。

このように聴けば黙っていようしなくても、
自分がやるべきことに集中するので
自然と無駄な事は言いたくなくなり、
まだっているという状態になります。

ただ我慢をして相手に自由に話せてるだけでなく、
聴く行動に集中することで気持ちの理解が
だんだんと進んでいきます。

理解できることが増えていけば、
つぎに関わりたいポイントも見つかり
本来聴くべきアプローチポイントも増えていきます。

「何を聴くか」をしっかりと定義し、
そのためにどのような行動をするかがちゃんと決めれば
傾聴することは我慢でも修行でも供養でもなくなります。

傾聴がツラいことだと勘違いしている人の多くは、
聴く目的と行為がずれている人です。

もし聴くのがツラいという人がいたら
上のステップがふめているか確認してみてください。

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<<編集後記>>

小中学生の子どもたちが自宅待機のため
食事の用意には苦労します。

楽なのでついスーパーで買ってきてしまいます。

先日夕食の時間帯にスーパーにいったら
3、4人分入りそうな大きな器に入った
お寿司のセットがありまして。

30%オフだったので買って帰りました(笑)

子どもたちもお寿司が好きで。

「好きなものさきに全部食べな!」

といったら、

結局息子も娘も同じものだけ食べて、
同じものを残しまして。

結局残ったので、

・玉子
・あなご
・ねぎとろ

だけでした。

一個くらい生魚があるだろうと思っていのですが残念(涙)

でもたくさん食べるようになっていく
子どもたちの姿を見る喜びの味は
お寿司以上に格別のアジなのでした。

今日もいい一日をお過ごしください!




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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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