親への怒りのなくし方(1)全5回「親子のわだかまりはどうしてうまれるのか?」

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いつもありがとうございます。

Web用マイクを10個以上持っている、岩松正史です。

・・・

親との関係がスムーズにいっている
家族もいるとは思いますけれども、
そうでもない人もいるのではないでしょうか。

半分、いやもしかしたらそれ以上の人が
親とのあいだになにかしらのわだかまりの
1つや2つもっいるかもしれません。

お互いにうまくいっていない自覚がある人たちもいれば、
親は気づかずにいることもあるかもしれません。

わだかまりを抱えながらでも
笑ってすごせる関係ならまだいいでしょう。

でも、口をひらけばケンカばかり・・・なんて
親子もいるかもしれませんね。

かくいう私も親との関係にはやはり
わだかまりをもってきたひとりであります。

とくに母親との関係です。

わだかまりの原因はいろいろあって
ひとつにしぼることはできません。

でも、大きなウェイトを占めているものはあります。

それは、兄との比較です。

母自身は自分は教育ママではないと否定するでしょう。

たしかに無理矢理勉強を
おしつけられたことはありません。

でも小学生のときからいつも
兄とおなじかそれ以上に勉強ができる子になって、
いい大学に行っていい就職をしなさい
というメッセージを山ほど受けとってきました。

そこに反発心をもつようになりました。

勉強をしなければ愛されないのではないかという
不安を抱えてきていました。

ところがあるころから兄は
勉強がうまくいかなくなりました。

その仕事につくも生活は
安定しなくなりました。

そのころ私は大学生になって
独り暮らしをしていました。

両親は心配をかけたくないという理由のもと
そのことを私には出来るだけ
いわないようにしていました。

ところが隠しきれなくなると
私が一部上場の企業に就職することには

「あなたはしっかりしている」

と私をほ褒めるようになりました。

そこにも違和感をおぼえました。

けっきょく母は兄弟を比較しながら愛するのかと・・・。

だからほめられることは失敗が許されない
圧力と感じて余計に反発心をもちました。

もちろん母親にしてみれば兄との比較以外にも
愛をたくさん与えてくれていました。

食事の世話も、洗濯も、学費も
ぜんぶ母がやりくりしてくれていたものでした。

でもわがままなものでどうしても
与えてもらったものは当たり前と思い、
足りないところばかり気になるのです。

99与えてもらっても、
1たりないと不満をもちました。

「親なんだから愛するのは当然」と、

子ども目線で親を見ていました。

でもいま自分も親になってみると
子どもをうまく愛するのは
なかなか大変なことでした・・・

いかがでしょうか?

親に悪気はないとわかりつつ許せない
わだかまりはありますか?
(次回につづく)

<お知らせ>

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