気持ちを聴けない人は「●●」にとらわれている人

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いつもありがとうございます。

インコとウサギの関係に注目している、岩松正史です。

頭では相手のいわんとすることをちゃんと理解し、
気持ちを聴き取ることが大切だとわかっていても
実際にそれがやるのはムズカシイという人はたくさんいます。

「気持ちが聴けない」というのは
裏を返せば事柄にとらわれているということです。

事柄とは、事実や状況のことです。

会話とひとことでいっても、その中身は
「事柄に関する表現」と「気持ちに関する表現」の
2つの要素から成り立っています。

逆に言えば、この2つの要素からしか成り立っていません。

気持ちが聴きにくい人というのは
事実や状況である事柄に意識を奪われてしまい
気持ちに耳を向けられずにいる状態です。

日常生活も、ビジネスも事柄を中心に多くやりとりするので、
事柄を聞くことにはっみんな慣れています。

それで問題がなければいいのですが、
生活の中で発生する人間関係のトラブルやすれ違いは
事柄ばかり聞いているから起きていることなのです。

あいての気持ちをちゃんと理解して向き合わなければ
起きなくていいトラブルが起き、
クレームにならなくていい話までクレーム化していきます。

なぜそこまで気持ちの理解が大切なのでしょうか?

それは人間は気持ちを分かってくれて初めて相手に信頼を寄せますし、
気持ちを分かってくれたと思うから
すれ違っても許すことができるのです。

事柄を分かってもらうことが無駄とは言いません。

でも、事柄を分かってもらっても、
気持ちを分かってくれていないと思う人には
心は開かないし信頼も寄せてはもらえないのです。

いかがでしょうか?

これをお読みいただいてるあなたは
事実関係や状況の理解にとらわれて
相手の気持ちを聴くのがおろそかになっていないでしょうか?

見直してみてください。

気持を聴かなくても人間関係に問題はないという人は
見直す必要はないかもしれません。

でももし、以下の用の出来事に心が足りがある人は
自分では気づかなくても相手からは
気持ちを分かってくれない人と思われているかもしれません。

・家族や職場でみんなが近寄ってこない
・意見を聴きたくても正直に言ってもらえない
・他人に腹が立ちやすい

こう原因は単に相手が悪いだけでなく、
自分の聴き方のクセがそうさせているのかもと想像して
見直してみるのもいいでしょう。

しかし、

事柄にフォーカスしすぎていると、
その事柄が自分の経験では理解できなかったりしたときや
その事柄に対して反論意見をもっていたりすると
「言いたい」心がざわついてとたんに
人の話が話が聞けなくなってしまったりします。

でも気持ちにフォーカスして聴けるようになると
その事柄がわかってもわからなくても、
その事柄について自分がどんな意見を持っていても(持っていなくても)
心穏やかにざわつくことなく相手の思いや考えを
素直に受け止めながら聴くことができるようになります。

なので、

気持ちにフォーカスして聴くのは、
たんに相手のためだけでなく、
聴く自分自身が楽に聴けてます。

そして、

楽に聴けているからこそ、
楽な人間関係を築くことができるようになります。

そして相手が家族であれ会社の人であれ、
互い楽にコミニケーションが取れている組織や家族では
トラブルは起きにくくなりよい関係が生まれやすくなるのは当然です。

まず自分は事柄に問わられているのか?
気持にフォーカスしているのか?
自分の聴き方のクセを知ることからはじめましょう。

(つづく)

<お知らせ>

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<<編集後記>>

わが家にはペットのインコとウサギがいます。

どちらも息子が2歳のときに
数ヶ月ちがいで買ったので、
7歳になります。

調べてみるとインコもウサギも
平均寿命が大体7〜8歳のようでして。

事実、もともと3匹いたインコが
2匹はすでに天国へ・・・。

残っているのは唯一メスの1匹だけです。

ウサギもいまのウサギが2番目でして。

前のウサギははやはり7、8歳で天国へ行きました。

インコとうさぎのおりは2つ並んでいますが、
掃除をするたびにその2つを見比べては、

まだまだ元気そうに見える2羽の
行く末がなんとなく気になる、
今日このごろです。

今日もいい一日をお過ごし下さい!





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■傾聴の参考になる動画
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→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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