傾聴で分けて聴くと聴くのが楽しくなる

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いつもありがとうございます。

朝ラジオ体操をはじめた、岩松正史です。

私は、人の話を傾聴するときにときどき自分との共通点はどこか、
自分との相違点はどこかという具合に
自分と相手を比較して聴いていることがあります。

そうすることで、
自分と相手の違いをしっかり認められるようになるからです。

そんな風に自分と相手の共通点と相違点を聴くためには
まず自分自身のことが分かっていなければ比較のしようがありません。

自分のことがよく分かっているから
人のことがよく分かります。

傾聴のトレーニングにおいては
自分を分かるためのトレーニングが不可欠です。

自分を分かっていない状態には大きく分けて2つあります。

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 ①同一化
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感情に飲み込まれている状態。

つまり過度に感情的になっている状態です。

同一化しているときには2つのことが起こりえます。

1つは、相手の話すことに同調しすぎて
自分がつらくなることです。

もう一つは、
自分の感情を一方的にぶちまけて
関係を分断することです。

どちらも身に覚えがある方もいるでしょう。

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 ②分離
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自分が体験したことに対する思考と感情が分離していて、
体験しているのに何も感じない状態です。

よくいえば冷静ですが、悪い意味で冷たく感じられます。

多くの場合、思考と感情が分離している人は、
自分の感情に気づいてしまうことを恐れています。

思考に逃げるのです。

このように感情に飲み込まれてしまうか
逆に距離を取りすぎてしまうような
状態を不一致といいます。

自分の思考や感情が分かっていることで、
相手と自分の感情の違いがあることを分けることができます。

自分が感情に巻き込まれあり、脅かされたりしないという
自分への信頼、安心感があるから
心底相手のことを分かろうと思うことができるのです。

ふり返ってみると、私自身の傾聴人生も
自分のことを少し分かった分だけ
人のことが少し分かるようになってきた人生だったきがします。

自分の事が分からないことの私は、
いまよりずっと自己肯定感がとても低く、
プライドが高く、攻撃的で、親切身にかけ、
いつも相手にどう思われているかが気になり、
自分を保つことで精一杯でした。

傾聴を学ぶことで人の話を聴くうんぬんよりも
自分の気持ちが楽になったのが何よりの収穫です。

傾聴は訊く人をまず楽にしてくれます。

人間関係で困ったときにはノウハウや知識よりも、
自分を分かることをしっかりやることが意外と近道です。

ノウハウや知識に逃げたくなる。

その思考そのものが分離症状の表れなのかもしれません。

よかったらやってみてください。

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<<編集後記>>

毎月一回整体に行っています。

でもきのうは先週につづき今月2回目の整体に行きました。

なぜか?

先週行くまで体の調子が非常に悪くて困っていたのです。

それが、先週整体が終わった瞬間、かなり楽になりまして。

いつもすぐに戻ってしまうので少し
体に良いクセをつけたいと思い2週連続で行った次第です。

自宅で同じ姿勢でいることが多かったり
外に出なかったり、運動しなかったり、いろいろ原因はあるんので、
整体に頼るばかりは行けませんが・・・。

先生と日常的に体を保つために
最低限できることを考えて、
毎朝ラジオ体操することにしました。

小学生の頃は当たり前にやっていましたけれど
もう何十年もやっていませんね。

久しぶりにやってみたら・・・

少し体を動かすだけで「バキ!」「ピキッ!」と音がしたり、
引っか仮を感じる場所があったり、違和感が走ったり
もう大変です(汗)

「こうして人は歳をとっていくのか・・・」

なんて考えるとさみしくもなりましたが、
体のバランスを整えるべく、
つづけてやっていこうと思います。

しおえたあとは確かに気持ちがいいです。

今日も一日自宅仕事。

今日もいい1日をお過ごしください!





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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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