わがままに聴くといい

オンライン傾聴体験会(10月、11月)
https://bit.ly/340LrDl

いつもありがとうございます。

頭より生きざまを光らせたい、岩松正史です。

傾聴でずっと聴きつづけるのはムズカシイという人がいます。

それは、そうだろうと思います。

私もずっと傾聴していろといわれたら相当ムズカシイでしょう。

私は自宅で傾聴することも、
傾聴しようと思うことを滅多にありません。

小三の息子がリビングの床にランドセルの中身を
ぶちまけてちらかしていたら「片付けろ!」と
傾聴せずに怒ります。

中3の娘は絵が上手なので、それを横からのぞき込んでは
「天才だね!」と傾聴せずに褒めます。

おそらく1日のうち99.9%は傾聴していないのではないでしょうか。

でも、傾聴するときはします。

傾聴する時としないときを、自分勝手にわがままに選んでいます。

べつにそれが悪いと思いません。

瞬間的にでも「なにがあっても傾聴しなければいけない」と
思い込んでいる人の多くは、
相手の都合で聞こうとしているのではないでしょうか。

「我がまま」ではなく
「他がまま」に

他がままに傾聴しようとすればムズカシイのは当然です。

傾聴に限らず、人間には自我があるので他人がいうがままに
生きられるほど器用にはできていません。

私はいつも相手の都合ではなく
自分の都合がよいときにだけ傾聴で聴きます。

私の都合と相手の都合があえばお互いハッピーです。

でも、あわないときは相手の人がもしかしたら
ハッピーではないかもしれません。

それにそもそも、多くの場合私が傾聴を
してるかしてないかなど、誰も気づきはしません。

我がままに聴いていいなら、無責任だけれど
簡単でいいと思われるかもしれません。

でも、我がままに聴くためには

「やる気になれば傾聴できる」

という状態に自分がないと傾聴するという道を
ちゃんと選ぶことはできないのです。

いい加減な傾聴の道を選んでも
それは初めから傾聴ではないのですから。

傾聴できない人が我がままに聴いたら
それはただの日常会話でしかありません。

傾聴を選択するためには
「傾聴できる自分」が必要です。

傾聴できる自分がいてはじめて、
傾聴スイッチを入れられるようになります。

傾聴が出来れば傾聴以外のべつのコミュニケーション、
例えば認知行動療法的なアプローチも
迷わず選ぶことができるようになります。

傾聴スイッチさえあれば
聴くも聴かないも自由になるのです。

私は傾聴がもつ「受け止める」「寄りそう」という
独特の特徴のおかげでコミュニケーションがとても楽になりました。

でも、だからといって傾聴だけが
素晴らしいとは1ミリも思いません。

コミュニケーションはお互い
無理していないときにこそちゃんととれるものです。

片方が無理して傾聴(のようなもの)をしていたら
深い関係は出来ません。

傾聴もでき、他の聴き方もできるというふうに
自由自在に切り替えできることこそが
人間関係をよくしたり、相談を受けるうえで
最も大切な条件なのです。

傾聴はそのための一要素でしかありません。

傾聴ができるようになれば
人間関係を選べるようになります。

傾聴はその選択が出来るようになるための
1つお勧めの要素ではあります。

自由に聴けるようになりたい人は
ぜひ傾聴力を高めてみてください。

自由に聴けるようになります。

他がままではなく
我がままに聴きましょう。

<お知らせ>
傾聴1日講座
http://bit.ly/2gDTlve

<<編集後記>>

散髪に行くとかなり短めに
髪を切ってもらいます。

散髪屋の鏡を見ているとき最近よく思うのは

「ハゲるのはもう止められない」

ということであります。

人生はできるだけ前向きに行きたいと願っているので、

「生えぎわが後退するほど人生が前進する!」

みたいな法則があってくれたらいいのにと願うばかりです。

長い人生の中で歳を重ねた分だけ光ったものは頭だけだった・・・
なんてことにならないことを願いつつ。

今日は研修の打ち合わせで都内に出ます。

今日もいい1日をお過ごしください!





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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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