「あいづち」を入れてはいけない理由

いつもありがとうございます。

ついに筋肉ダンスを外で踊り始めた、岩松正史です。

ボイトレをはじめてまだ2ヶ月ですが
歌う練習は傾聴の練習に
もすごく似ていると感じています。

たとえば

【歌】声は誰でも出せるので歌うのは誰でも簡単にできるけれど、上手に歌うと思ってもなかなかできない
【傾聴】 耳が聞こえれば聞くことは誰でも簡単にできるけれど、上手に聴こうと思ってもなかなかできない

【歌】多くの人はちゃんと歌い方を習った経験がない
【傾聴】多くの人はちゃんと聴き方を習って経験がない
(※ただし歌の場合は音楽の時間が少しありましたが)

【歌】一生懸命歌いすぎると変な歌い方になる
【傾聴】一生懸命聴きすぎると変な聴き方聞き方になる

【歌】上手に歌うために型に沿った練習が必要。
【傾聴】上手に聴くためには形に沿った練習が必要

【歌】自分さえ練習をあきらめなければその人の個性にあった、それなりのレベルで歌えるようになる
【傾聴】自分さえ練習をあきらめなければその人の個性にあった、それなりのレベルで聴けるようになる

ほんとそっくりです。

なかでもボイトレの先生が言った言葉で
「なるほど!」うなった言葉がありました。

その言葉とは、

「声は出すんじゃない。響かせるんだ!!」

です。

むかし織田裕二が出ていた
刑事ドラマでの名言

「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」

に似てなくもないです(笑)

冗談はともかく確かにそうだと
納得したのでありました。

傾聴でも同じことがいえます。

「あいづちは入れるんじゃない。心に響かせたら自然と気持ちがこもったあいづちが出てくるんだ!」
(↑長い(汗))

でも、このセリフ私がいつも
生徒さんに伝えていることと
まったく同じであります(笑)

「歌うこと=(イコール)声をきれいに出すこと」

と思いすぎると発声の仕方が
正しいかどうか出し方にばかり意識がいって
きれいな声は出ても心に響く歌声にはなりません。

声はきれいに出るものいいですが、
体の中に共鳴したような声のほうが
心の奥底に届いていきます。

私は高い声を抜けるように出す
「ミックスボイス」
はなぜか比較的得意なのですが、

自分の胸のあたりに響かせる
「チェストボイス」
ができないのでそこをいつも指摘されます。

あいづちでいうなら、
正しいタイミング正しい言葉で
あいづちを綺麗に入れることができても、

そこに心がこもっていなければ
何も伝わらないのと同じです。

傾聴歴16年生ですがボイトレは2ヶ月生。

なので、

傾聴を習いはじめの当時のことを
思い返しながら最近では高い声も低い声も
声を「出す」より「響いているか」
意識するようになりました。

まだ成果は実感できていませんが、
きっとこれをつづけていたら
うまくいきそうな気がします。

傾聴するときはタイミングよく
上手なあいづちを入れることよりも
話し手の言葉を自分の心に
響かせることに集中しましょう。

そこから出てくるあいづちは
きっといままでよりも深みがあるはずです。

よかったらやってみてください。

<お知らせ>
聴くことが楽になる
傾聴1日講座(東京、大阪、オンライン)
https://keicho1day.com

<<編集後記>>

早朝に家を出なければいけなかった
1日を除いて毎朝、
裏山の散歩に出かけています。

生活のリズムが整って
とてもいい感じです。

ただ1つ悩みは、

外に散歩に出るとそれなりに時間がかかるため
筋トレができなくなってしまったことです。

筋トレができなくなった理由は
時間がないだけではありません。

そもそも私の部屋は
寝室兼書斎になっているため
あまり広くなく運動には
適していないのです。

毎日歩いてはいるものの
上半身の筋肉がだいぶ
落ちてきてる気がしまして。

そこだけ課題でした。

そこで試しに散歩にある
ちょとした広場で
筋トレをやってみることにしました。

私がやっている筋トレは
俳優(ミュージシャン?)の
武田真治さんの「筋肉ダンス」です。
(Youtube https://bit.ly/3kQot9Y)

ふだん運動がしない人でも短時間で
効率的に筋トレができるのでお気に入りです。

一部地面に寝ないとできない
トレーニングがあるので洋服が汚れるのが
若干気にはなりますが

狭い自宅でやるよりは
広場でやったほうがものにぶつかることを
気にせず動けてなかなかいい感じです。

うまく朝のルーチンの中に筋トレを
とりもどしていきたいと思います。

東京地方は寒くて曇り。

今日もいい1日をお過ごしください!

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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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