傾聴と幽体離脱の関係

あやしいタイトルですね(笑)

オカルトの話をしたいのではなくて、

昨日に続き共感的理解の話続きです。

2015年9月9日の記事 共感とは「同感+客観」
 ↓
http://goo.gl/l892GV

ところで、

幽体離脱の経験はありますか?

幽体離脱なんてオカルトチックと

思われるかもしれませんが、

実は幽体離脱は誰でも体験できることが

科学的に証明されています。

大脳にある右脳の「角回」という部位を刺激すると、

2メートルくらい浮き上げって上から自分を眺める

体験ができるのだそうです。

自分を外から客観的に見るという能力が

わたしたち人間には備わっているのですね。

話が戻りますが、

昨日のBLOGで、共感的な理解とは

同感(できる、できない)と
感じている自分をクリアにわかりつつ
その気持ちは横に置いておいて、
相手が感じていることを理解し感じながら、
「あなたは~」という表現方法で伝えること

と、お伝えしました。

まさにこの

「客観的に自分を眺めている」

という感じがこれに近いと思っています。

自分がいま何をどう感じどうしようと思っているのか?

自分の感覚を自分自身で感じている状態です。

傾聴の祖、来談者中心療法を提唱した

心理療法家のC.ロジャーズは聴き手に必要な態度として

受容・共感・一致

をあげているのは有名な話ですが、

その中の「一致(congruence)」こそ

自分の内面に意識が向いている状態であると、

ロジャーズ派の有名な心理学者の先生から、

はじめて聞いた時はなるほどと思ったものです。

ですから私の感覚では、

まず一致ありきで、はじめて

共感や需要ができるという感覚をもっています。

話がそれましたが、

共感に必要なのは、

相手の感情に巻き込まれることではなくて、

自分の感情にクリアに気づいている事とういことは

聴き上手を目指すみなさんに知っておいてほしいところです。

「まず相手のことより、自分のこと」

なんですね。

これがみなさんにうまく伝わると

社会にもっと聴き上手が増えるでしょう。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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