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◆オンライン傾聴体験会
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いつもありがとうございます。
両腕が廃人、岩松正史です。
息子のために朝食をときどき作ります。
あまり量は食べないので本人の希望も聴いて、
目玉焼きくらいの簡単なものが多いです。
すこし神経質な息子は目玉焼きの形が崩れたり
焦げていたりするのを好まずいやがります。
そこで目玉焼きつくるとき息子に
美味しく食べてもらうために
ある工夫をしています。
それは、
「あらかじめ2つ焼いてどちらか選んでもらう」
ことです。
両方ともそこそこの出来上がりでも、
自分で選ぶことで納得して食べてくれます。
(もちろん残ったほうは私が食べます(笑))
同じ原則を対面の心理カウンセリングをするさい
「座る位置」にも応用しています。
クライアントによってカウンセラーの
正面に座るのを好む人と
正面をさけたがる人に分かれます。
同じクライエントさんでも日によって変わったりします。
なので、
私のカウンセリングルームでは
カウンセラーである私が座る椅子は一つ。
クライエントさん側には2つのいすを置いてあります。
そして、クライエントさん側の2のいすと
私のいすは二等辺三角形に「ならない」よう
微妙にずらしてあります。
こうすることでクラエントは、
無意識に心地いい方を選んで座ります。
選択肢が1つしかないと説得するか、
あきらめるしかありません。
でも、
選択肢が最低2つあることで、
無意識に本心に会った形を提供することが出来ます。
相手の本音を知りたいとき、
「本音は何ですか?」なんて聞いても
答えられる人はいません。
本音を知りたいなら無意識に
本音が出るような環境を整えた方が楽です。
その環境づくりのなかでも簡単に出来るのが
今回ご紹介した
「複数選択肢を用意して選んでもらう」
という方法です。
ポイントは3つ目の選択肢として
「それ以外」という選択肢を
あらかじめ用意しておくことです。
目玉焼きであればAという目玉焼きと
Bという目玉焼きの選択肢を与えたうえで、
それ以外、
つまり「目玉焼きは食べない」という
選択肢ももっておきます。
そして、ここからが重要なのですが、
3つ目の選択肢「食べない」を選んだ時こそ
本当の本心を本人から言ってもらえる
最大のチャンスです。
「食べないならどうしたい?何か別のもの食べる?」
と、本人の希望について会話を始めることが出来ます。
簡単にいうとAもBもはじめから断られ前提で
はじめに2つの選択肢を提案すればいいのです。
そうすれば3つの選択肢どれを選ばれても
だれもイヤな思いをすることなく
人間関係も円滑にコミュニケーションもとれるし
いい結果にもつながります。
よかったらやってみてください。
<お知らせ>
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<<編集後記>>
今日久しぶりに友達とボルダリングに行ってきました。
四十肩が寛解し理学療法士さんからも
動かしたほうがいいといわれたからです。
初体験から数回行き面白くなり始めた頃に
コロナになりまして。
一年半以上行っていませんでした。
さらに四十肩もあったため上半身の
筋トレもまったくしていません。
感も忘れてますし全然踏ん張りがきかないですね(汗)
コースも以前から変更されていて悪戦苦闘です。
ゆったりと2時間ぐらいやって終えた頃には、
両腕をあげたくもないしなにもにぎりたくないくらい
使い物にならなくなってました。
上半身の筋トレもそろそろ再開する予定なので、
少しずつレベルアップしていきたいと思います。
今日もいい1日をお過ごしください!
<岩松正史の著書>
・『その聴き方では、部下は動きません。』朝日新聞出版
・『聴く力の強化書』/4刷 自由国民社