『深い共感で傾聴するためのトレーニング講座』10月19日(火)20時開
https://note.com/iwamatsu01/n/n0e4cc664b801
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◆オンライン傾聴体験会
・10月4日(月) 10:00
・10月12日(火) 19:30
・10月17日(日) 19:30
・10月20日(水) 19:30
・10月24日(日) 10:00
https://jkda.or.jp/info/?p=97
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いつもありがとうございます。
鍋はゴマダレ優先、岩松正史です。
傾聴のスキル中でくり返しがあります。
はじめての方もいると思うのでくり返しとは何か簡単に説明をすると、
話し手の方が発した「気持ちはワード」を中心に
そのまま言いかえをせずにくり返しをして応答することです。
ただのオウム返しえとの違いの
「気持ちのワード」をくり返すというのがポイントです。
例えば簡単な例だと、
話し手「私ほんとに困ってるんです。」
聴き手「困ってらっしゃるんですね」
このくり返しが有効に使えてない方がかなりいます。
冷たくなってしまって心の距離を感じてしまうと
機械的な応答になってしまうのです。
機械的なくり返しからは気持ち悪さしか感じません。
機械的なくり返しになっている人の特徴は
「向き合う関係になってしまっている」ことです。
向き合う関係とは、例えば机を挟んで右と左に椅子があり
お互いがテーブルをはさんで顔を付き合わせているようなイメージです。
警察の取調室みたいな感じですね。
しかし、傾聴ではよく「寄りそっていきく」といいます。
向き合っているのと、寄りそっているのは全く違います。
寄りそってるときは二人は横に並んでいる感じです。
あるいは同じ方向を向きながら重なっている感じです。
では、寄り添うようにくり返すにはどうすればいいでしょうか。
例えば、
あるお母さんが子供が勉強しないことについてこのように言ったとしましょう。
話し手「自分が行きたいと言った大学なんだから、もう本気でやらないといけない時期なのに。いまからやらなきゃ間に合わないってわかってんのに。なんで勉強しないのか、不思議でなりません。」
<向き合う応答>
聴き手「そうなんですね。なんで勉強始めるのかわからないのですね」
きつくはありませんが、他人事のような印象です。
<つぶやくような>
横に並んでいたり重なるような応答は、つぶやくようなくり返しになります。
「なんで・・・あの子は、勉強をしないんだろう・・・」
話し手さんが心の中でいつもつぶやいている
そんな言葉として発するくり返しの方がより
近くに感じ寄りそっている印象があります。
この2つ応答の何が違うかというと、
言い方も違いますがその手前の感じ方が違うのです。
ちゃんと「この方はほんとにそのように感じてるんだなぁ」と
感じてから言葉を発するとつぶやくようなくり返しができます。
でも、正しい応答は何だろうと言葉の生還を探し、
考えながら応答すると冷たく距離がある応答になります。
聴き手が、話し手自身なったかのように
その方の心の中でつぶやいている、
声をそのまま言葉にする。
そんなくり返しにしていくと今よりもぐっと
身近にいて気持ちをわかってくれている感じの傾聴になります。
よかったらやってみてください。
<お知らせ>
傾聴1日講座、毎月開催中!
https://keicho1day.com/basic-seminor/
<<編集後記>>
今日は火曜日で家事の日でした。
急に寒くなったので夕食は鍋にしようと思いまして。
夕方食材を買い出しに行ってきました。
鍋は順調に作れたのですがいざ食べようと思ったら
冷蔵庫の中に「ごましゃぶ」のタレがありません。
私、ごまだれ好きなんですよね。
いくら探してもないので仕方なくポン酢で食べました。
そのあと、たまたまアルバイト帰りの娘から
迎えに来るように頼まれまして。
また先程のスーパーの近く通るので
帰りにごまだれを買って帰ってきました。
鍋が美味しい季節です。
つぎはごまだれで食べるぞ!
今日もいい1日をお過ごしください!
<岩松正史の著書>
・『その聴き方では、部下は動きません。』朝日新聞出版
・『聴く力の強化書』/4刷 自由国民社