「気にしない方がいいよ」といってしまう人の心理

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いつもありがとうございます。
好きな柿はカタイ柿、岩松正史です。

先日スタンドFMに音声収録でアップした
「気にしにないほうがいいよというい葉は最高の否定語」
いう記事にすごい数のアクセスといいねをいただいています。

「気にしない方がいいよ」といわれて
傷ついた人がこんなにもたくさんいるのかと驚かされます。

まず、

「気にしない方がいいよ」というのをみんなやめましょう(笑)

今回は、逆に言ってしまう人の
心理を考えてみたいと思います。

これはよくここでもお話しする
防衛機制の中の「投射(投影)」の
心理で説明することが出来ます。

投射とはその人が自分の中に抱えている問題を
無意識のうちに外に責任転嫁する
心の働きのことをいいます。

・自分が相手を嫌っているのに相手が自分を嫌っていると思い込む
・自分の中にあるイヤな面を他社の中に見つけて腹を立てる

などです。

投射は無意識に行っているので普通は
自分で気づくことはできません。

「気にしない方がいいよ」という人の心理を
当社に当てはめてみると、

・気にしている自分のことが嫌い(自己否定)
・気にしないようにしようといつも自分の中のセルフトークで使っている

このような人は他者が気にしている様子を見ると
だまってみていることが出来ません。

指摘して直させようと試み始めます。

その時に、

「私が、気にしている人が気に入らない」
「私は、気にする自分がきらいだ」

と自分の問題としては捉えたくない心理が働くので
代わりに「気にしない方がいいよ」というような
親切ぶったアドバイスとして言葉が出て来てしまうのです。

「相手のためを思っていってあげているんだ」
と思い込むことで、自分の心が痛むことを避けています。

当社に限らず防衛機制と呼ばれる自己防衛反応は
基本的に無意識なので自分で
「これは自分自身の心の問題だ」
と気づくことは困難です。

ですから、

「気にしない方がいいよ」といってくる人がいたら、
防衛本能が働いている働いているのを指摘するのではなく、
防衛本能が働いているその人の気持ちもそのまま

「自分の中でいつも気にするな気にするなと励ましながら暮らしている人なんだなぁ」
「気にするということが悪いことで、この方にとっては苦しいことだから見たくないんだなぁ」

と傾聴してあげらたら最高です。

傾聴とは指摘することではなく、
心を理解すること。

「気にしない方がいいよ」といわれたことにイラっとして
反論してしまってはお互いに
指摘しあいっこになってしまいます。

自分の心が動いたときは傾聴するチャンスです。

よかったらやってみてください。

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<<編集後記>>

毎朝神社に参拝に行く途中、柿の木があります。

柿ってすごいですね。

一本の柿の木にそれこそ百個以上のたくさんの柿がなっています。
その木だか、特別なのでしょうか!?

それはともかく・・・、

最近、柿を見ていると思うことがありまして。
それは、

「この柿はもう食べたくないな」

と言うことであります。

どういうことかといいますと、

いまは秋も深まり柿がだいぶ熟しています。

最近ではときどき、
道路に柿が落ちていてべちゃっとつぶれていたり・・・。

わたしあの熟した柔らかい柿が苦手です(汗)

柿そのものもそんなに好きな方ではありませんが、
どうせ食べるならかたくて甘い柿がいいです。

なので、

ぐにゅっとした食感の干し柿もちょっと苦手です。

いかがですか?

あなたは柿を食べるなら、
やわらかい派?それともかたい派?

柿が落ちるといよいよ冬ですね・・・。

熟した柿も苦手ですが、
寒い冬はもっと苦手です(汗)

今日もいい1日をお過ごしください!

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<岩松正史の著書>
・『その聴き方では、部下は動きません。』朝日新聞出版
・『聴く力の強化書』/4刷 自由国民社


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