傾聴の練習に大切なつなげる練習
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いつもありがとうございます。
すきな麦茶は伊藤園の健康ミネラル麦茶、岩松正史です。
傾聴では「気持ちのワード」のくり返しをしましょうといます。
そのときの注意点としては話し手が使った言葉を
そのままくり返すのが基本です。
気持ちのワードくり返しましょうというと
多くの方はわかりやすい「形容詞」で表される
気持ちのワードを聞きとってくり返そうとします。
うれしい、かなしい、つらい・・・。
でも日常生活でみなさんそんなに形容詞で表される
気持ちのワードを話すでしょうか?
私あまり使いません。
なので形容詞の気持ちを聴きとりたい人は
「どんなお気持ちだったでしょうか?」
みたいに質問をして形容詞をいわせようとしたりします。
ときどきはそのような質問もありかもしれませんが
あまり気持ち気持ちいわれると
かえって気持ち悪いですよね(笑)
気持ちのワードには形容詞だけではなくて
「意味や価値を表す気持ちのワード」のほうがたくさんあるので
そちらの聴きとりと応答の練習をするとさらに良いのですが、
形容詞の気持ちのワードをくり返すにしても
ちょっと一工夫して
「形容詞の前の程度までくり返す」
だけでより受けとめが深くなります。
・うれしかったんですね。
→ 「ちょっと」うれしかったんですね。
・悲しかったんですね。
→ 「すごい」悲しかったんですね
話し手が発した気持ちの「程度」をあらわす言葉まで
ちゃんとくり返すことでより話し手の気持ちに
深く応答することが出来ます。
形容はくり返しても程度までは
一緒にくり返さない人がとても多いのです。
なぜそうなるかというと、
聴き手が感じようとして聴かず気持ちのワードを考えながら
頭で聴いているから感じ取れない分聴きとれないのです。
でも、話の流れ全体振り返ってみると
「すごい」うれししさとか「ちょっとした」悩みだった
という感覚だけが残っていたりします。
実際の会話の中では程度まで含めて言語化されていたのに、
そこに意識が向けられず言葉が残っていないのです。
気持ちのワードは形容詞だけではありませんが(形容詞はむしろ少ない)
形容詞であらわされる気持ちをくり返す際は
その手前によくついている程度を表す表現まで含めて
くり返しをしてみてください。
より話し手の感覚に近づくので
受け止めの深さが変わります。
よかったらやってみてください。
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<<編集後記>>
夏にはよくサンガリアの強炭酸水を飲んでいましたが、
最近はもっぱら麦茶です。
麦茶の中でも定番の伊藤園の麦茶が一番口にあいます。
どのコンビニに行くとたっぷり650mlが
129円で売っているのでお得感もあります。
近くになければほかの麦茶を飲むこともありますが、
すこしの距離なら伊藤園がある場所まで買いに行きます。
何がよいかと具体的には説明しにくいのですが、
なんとなくそれがいいんですね。
「なんとなく」って大事です。
今日もいい一日をお過ごしください!
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<岩松正史の著書>
・『その聴き方では、部下は動きません。』朝日新聞出版
・『聴く力の強化書』/改訂2版 自由国民社