【傾聴の一面】傾聴とは気持ちの葛藤を理解すること

New!【募集】12月14日(火)20時
怒りっぽい、落ち込みやすい、自己肯定感が低い人のための
『セルフ傾聴ワークショップ』
https://note.com/iwamatsu01/n/n3ebb86e5e4f6

───────────────────
◆オンライン傾聴体験会
・12月12日(日) 19:30
・12月21日(火) 10:00
・12月27日(月) 10:00
・1月5日(水)19:30
・1月15日(土)19:30
・1月18日(火)10:00
・1月22日(土) 10:00
https://jkda.or.jp/info/?p=1788
───────────────────


いつもありがとうございます。
夕ご飯は担々麺の予感、岩松正史です。

傾聴では気持ちを聴きますが、
気持ちにもいろいろな種類があります。

わかりやすい形容詞的な(うれしい、楽しい)を
理解するだけでは気持ちを理解したことにはなりません。

そこで今回ご紹介してるのが
気持ちの中の「葛藤理解する」です。

特に悩み相談に当てはまりますがなぜ人は悩むのかというと
AというものとBというものが
混在しているから葛藤するのです。

・AとBの両方が欲しい
・AとBの両方がやだ
・Aには長所があるが短所もある。Bにも長所があるが短所がある

こんな風に決定的な判断基準がなく
選ぶことができない葛藤を抱えながら
人は悩んでいるのです。

なので、

気持ちを理解するときに大事なことのひとつは
複雑にからみあうその人の葛藤を
そのまま理解することです。

問題解決したいときは「心に通る提案」を
しなければいけないわけですからまず複雑にある
気持ちをちゃんと理解してからでないと
なにを提案してよいか分かりません。

「Aについては〇〇、Bについては△△ということで悩んでらっしゃるのですね」

のように複雑な気持ちを理解することを傾聴は得意にしています。

複雑さを理解する=その人の気持ちをちゃんと理解する

ということです。

そのときにこちらがどのように相手の気持ちを受け止めているか
都度確認しながら進めないと決めつけや思い込みになってしまいます。

なので、

「あなたの感じているのはAについては〇〇、Bについては△△」

のように自分の受け止めた感覚が話し手の感覚と
あっているか確認する「伝え返し」の姿勢が必要です。

そして相手からすっきりと通った感覚がなければ、
その時がチャンスです。

相手のモヤモヤした感覚に立ち止まり
やりとりをしながら理解を深め合っていくことが出来ます。

葛藤してる部分の共通認識を作ってから
問題解決するならそちらに進んでいきましょう。

気持ちを聞こうと思うだけでは
なかなかうまく傾聴できないと思っている方は、
葛藤を理解しようという姿勢で傾聴してみると、
いままでより聴きやすくなるかもしれません。

よかったらやってみください。

<お知らせ>

傾聴1日講座、毎月開催中!
https://keicho1day.com/basic-seminor/

<<編集後記>>

きょうから2日間東京の飯田橋で
傾聴サポーター養成講座を開催中です。

昼食時、(私は昼食を食べないので)
みなさんをお勧めのカレー屋さんに案内した帰り、
ふと路地をのぞき込んだら、

あたらしい担々麺やさんが開店していました。

ダイエット中ですがこれはいくしかないでしょう!

と、いうことでこんばんはおそらく担々麺を食べて帰ります。

今日もいい一日をお過ごし下さい!

■傾聴やコミュニケーションに関するご質問はツイッターのメッセージでどうぞ(個人、企業)
https://twitter.com/iwamatsu7
※個別の返信はしません。みなさん関心がありそうなテーマについてはBLOG、メルマガ、Youtube、スタンドFMなどで解説します。

■ 傾聴

体験会
傾聴1日講座(基礎)
傾聴サポーター養成講座

<岩松正史の著書>
・『その聴き方では、部下は動きません。』朝日新聞出版
・『聴く力の強化書』/4刷 自由国民社


logo1

PAGE TOP