「話す」が「気づき」につながる重要ポイント

★コールセンター窓口業務従事者向け
「疲弊しないための傾聴活用法」セミナー
6月16日(木)19:00
https://note.com/iwamatsu01/n/n739b6630ae36
※アーカイブ配信あり

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◆オンライン傾聴体験会
・6月26日(日)10:00
・7月4日(月)10:00
・7月6日(水)19:30
・7月18日(月祝)19:30
・7月28日(木)19:30
・8月11日(木祝)19:30
・8月12日(金)19:30
・8月22日(月)10:00
https://jkda.or.jp/info/?p=1788
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いつもありがとうございます。
まだまだ伸びしろだらけの、岩松正史です。

精神分析のフロイトは、
悩みは心の中に無意識に抑圧された感情が原因で、
抑圧している感情に「気づく」ことが
癒しにつながるとした。

認知行動療法では、
獲得した効果的ではない思考習慣に「気づく」ことで
新しい効果的な習慣を練習して
問題が解決に向かうとした。

傾聴(来談者中心療法)が含まれる人間性心理学では
自分が意識している自分と、
実際に体験している自分のズレが悩みになると考え、

今ここにいる本当の自分に「気づき」
受容的に理解することにより
体験と意識のづれを減らすことで
問題が解消されていくとした。

この3つの心理学に共通通するのは
「気づき」が癒しにつながる
という考え方です。

そして

「気づき」のために欠かせないのが
「話す」ことです。

なぜ、

話すことが気づきにつながるかというと、

「話そうとするとはっきりと言葉にできないことが多々あるから」

です。(↑超大事なポイント)

・そのとき、何を感じましたか?
・そのことについてどう思いますか?
・あなたの中にある何がそのように思わせさせたのでしょう?
・その思いはいったいどこから出てくるのでしょう?・・・

自分自身のことなのに、
自分の中に「ある」もののはずなのに、
自分を語ろうとするとうまく言葉に出てこない。

気付きはこの言語化しようとしたときの
「もやもや感」から始まります。

もやもや感がまず先にあり、
そのもやもやがちゃんと言語化できるようになった時の

スッキリ感=気づき

です。

だから、

モヤモヤを感じてからじゃないと
気付きは生まれません。

モヤモヤ聴ける人になるためには、
日頃から聴き手自信が自分の内面に興味をもち
モヤモヤを言葉に出す習慣をもつことです。

自分のモヤモヤとうまく付き合える人は
人のモヤモヤともうまくかかわれるようになります。

よかったらやってみてください。

<お知らせ>
7月19日(火)20:00 Zoom
「安全で学びが多い傾聴ロールプレイ練習会」
参加費2000円
https://note.com/iwamatsu01/n/n95d3c0c1cf17

<<編集後記>>

昨晩はオンラインで
「セルフ傾聴ワークショップ」
https://note.com/iwamatsu01/n/n3ebb86e5e4f6
を開催していました。

今回で4回目ですがまったく趣向を変え
解説は極力少なくして3、4名のグループでの
ワークの時間を多くとりました。

一回ワークをやると15分はかかるので、
その間わたしは待っているのが仕事になります。

普段話し過ぎの私にとって
待っているだけというのがこんなに
楽なんだと初めて知りまして(苦笑)

普段の話過ぎを反省したのでありました。

講師歴18年、まだまだ成長の伸びしろだらけです。

今日もいい一日をお過ごしください!

◆傾聴関連◆
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