どんなひとでも合格している(キャリコン実技試験に臨む姿勢について)

───────────────────
傾聴サポーター養成講座 随時募集中!
https://jkda.or.jp/school/supporter

◆オンライン体験会&説明会
・7月28日(木)19:30
・8月11日(木祝)19:30
・8月12日(金)19:30
・8月25日(木)10:00
・9月4日(日)10:00
・9月7日(水)19:30
・9月12日(月)10:00
・9月27日(火)10:00

●時間:120分 ※終了後フリー質問タイムあり
●定員:4名
●参加費:¥2,000

詳細・申し込みはこちら
https://jkda.or.jp/info/?p=1788
───────────────────

いつもありがとうございます。
一人慰労会のメインディッシュはプリンアラモード、岩松正史です。

7月はカウンセラーの試験ラッシュでした。

産業カウンセラー、キャリアコンサルタント、
キャリア技能検定、(実技はないけれど)公認心理師・・・。

受験した皆様お疲れ様でした。

でも、

まだ今週末にキャリコンの実技試験を
これから受ける方もいらっしゃいます。

そこで今回は「合格するための思考」についてのお話です。

3年前からキャリコンの面接対策講座を開催し指導しています。

参加者の方をみていていつも気になるのが

「型通りの応答」

です。

・「今日はどんなご相談でしょうか」からはじまり
・しばらく黙って頷き相槌をして情報を溜まったところで
・「ではここまでの話をまとめさせていただきますと」と長ったらしくまとめ始める

その後は実力で勝負するしかないので
人によってはめちゃくちゃになりますが、

多くの人は質問攻めや、自分の思う方向への
誘導したい雰囲気をにじませながら
四苦八苦しているうちに時間が終わります。

それでも、

質問や関わろうと四苦八苦出来る人はまだましで
応答がうまくできずクライアントに黙られてしまったり、

同じ話がぐるぐる回ってしまって
立ち往生してしまう人もいます。

実力もまだなければ、手ごたえもない・・・。

「これでほんとにいいのか」

と自分に不安を抱えている方も多いでしょう。

うまく応答ができない自分にがっかりしている方、
型通りかもしれないけれど不自然な応答に不安を抱えている方、
そういう方にお伝えしたいことがあります。

それは、

 ・
 ・
 ・
 ・
 ・

「それでも合格できます」

私の面接対策指導の主な対象者は、
内の教会の講義を受けていない一般の方です。

ご来場いただく方の中には相槌だけで精一杯だったり、
事柄の繰り返しばっかりだったり、
長すぎるうっとうしい要約をしたり、
質問攻めにして全く受け止めてくれなかったり、
ポジティブに誘導しようとしたり・・・

正直、もし私が本番の試験官だったら
ぜったいに合格はさせたくないと思う方も
ときどき見受けられます。

でも、

そういう方でも合格してる方は結構いるのです。

だから安心してください(笑)

つまり、

あなたが気にしている事と
試験官が見ていることは
おそらく「違う」と言うことです。

考えてみてください。

キャリコンの試験を受ける方の中には、
実践の面談経験がない人がかなり含まれています。

にもかかわらず毎回70%近い人が合格するのです。

もし上手であることをもとめているなら、
おそらく合格率は3割がいいところでしょう。

でも、現実は7割合格します。

この違いを野球で例えるなら受験生は、
「自分はプロの1軍の試合でホームランを打って見せなければいけない」
と思い込んでいます。

試験官はおそらく、
「ティーバッティングの型が最低限出来ているか」
を見ています。
(※ティーバッティングがわからない方はググってください)

自分に高すぎる期待をしているから、
余計に不安になるのです。

余談ですが、このように勝手な思い込みのことを
論理情動療法ではイラショナルビリーフといい、
自分が思っている自分と実際の自分とのずれを
ロジャーズは「不一致」といいました(笑)

カウンセラーを目指す皆さんですから、
どうか意識のずれを自分で修正してみてください。

自分がダメだと思う部分に引っかかりすぎて、
わざわざ自分で必要以上に自信を落としながら
受験するのは非常にもったいないことです。

ティーバッティングをしていても
生きたプロの球を上手に
ホームランできる気分はしないでしょう。

でも、

試験ではそんなことは求められていないので、
不自然でも型をしっかり見せればいいのです。

言い方は悪いのですが、
どうせ今の実力では上手にはできないのです。

ならば求められている
ティーバッティングに徹しましょう。

いつも言う通り今ある実力の中で
クライアントを本当に支えようという
気持ちで臨んだ方が良いのではないでしょうか。

受験者の多くが見かけばかり気にして
本気で支援しようという気概が
抜け落ちているのが見えます。

その分、本気で関わっている人は魅力的に見えます。

採点項目にある基本的態度って何でしょうか?

お上手な相づちのことですか?
私は違うと思います。

根本は相手を支えようという
本気の姿勢のことじゃないでしょうか。

自信がなくても、不自然に感じていても
本気の姿勢は見せることができます。

合格する人は合格しています。

ご健闘を祈ります。

<お知らせ>
【18年の実績】社員研修、自己学習に最適
傾聴の基本が1日で本格的に学べる!
傾聴1日講座は毎月開催中(会場、オンライン)
https://keicho1day.com/

<<編集後記>>

7月はきのうまで私の人生の中で
今までにないようなしんどい月でした。

忙しいというよりは、一つのことを
終わらせるのがものすごく大変で。

疲労困憊であります。

そちらを優先したため日常の仕事も押せ押せになり、
ようやくきのうすべてが一段落しました。

講座も無理なスケジュールを組んだため
しゃべりすぎで声も体力も
久しぶりに限界近くであります。

きのうは夜にある最後の仕事の前に
2時間ほど時間がとれたので近所の
イオンのフードコートで1人慰労会をやりました。

惣菜(ぼんじり、軟骨)そしてプリンアラモード、水。

ささやかなだけではありますが、
よく頑張った自分へのご褒美です。

今日から少しゆっくりモード。

今日もいい1日をお過ごしください!

◆傾聴関連◆
傾聴1日講座(基礎)
傾聴サポーター養成講座

PAGE TOP