くり返しの正しい順番

＜イベント＞
★5月23日の公開ワークショップ『傾聴ロールプレイ練習会』
安心、安全なオブザーブの仕方の基本知っていただきながら聴く練習をする人気の企画
https://note.com/iwamatsu01/n/n95d3c0c1cf17

★7月22～23日超初心者のための『記憶法トレーニングセミナー』
誰でも2日間で300個の単語が覚えられる脳づくり※返金保証付き
https://jkda.or.jp/info/?p=579

──────────────────
傾聴サポーター養成講座　随時受付中！
https://jkda.or.jp/school/supporter

◆オンライン体験会＆説明会
・ 5月24日(水) 19:30
・ 5月28日(日) 10:00
・ 6月 3日(土) 19:30
・ 6月 7日(水) 19:30
・ 6月17日(日) 10:00
・ 6月21日(水) 19:30
・ 7月 1日(土) 19:30
・ 7月 5日(水) 19:30
・ 7月16日(日) 10:00
・ 7月19日(水) 19:30

●時間：120分　※質問タイムあり
●定員：4名
●参加費：参加費：￥4,000　→￥2,000　※読者特別割引 (50％OFF)

体験会の詳細・申し込みはこちら
https://jkda.or.jp/info/?p=97

─────────────────
いつもありがとうございます。
世界で一番おいしい飲み物は水だと思う、岩松正史です。

傾聴学習者の多くが
くり返しでつまずきます。

い葉をピンポン玉のように
はね返すような行為に違和感を覚えたり、
機械的になってしまったり。

ぎこちなくなるのです。

傾聴で大切な感じたことをくり返す
くり返しになかならならないのです。

原因は聴きとってからくり返すまでの間に
「感じる」が抜けていることにあります。

いやいや、

ちゃんとこの気持ちが重要だと
「感じて」から応答していますよ

と、思うかもしれません。

でも、

ここでいいたい「感じる」は
その「感じる」とは別なのです。

・・・

心のこもった自然なくり返しに必要なのは
聴き手自身が、話し手が語ったその言葉の中の
感覚的な意味を十分「感じて」くり返しをするです。

聴き手自身の心に「染み込ませる」
とでもいいましょうか。

染み込ませて「感じた」ことを
くり返すことが大事です。

1.話してのい葉の中から気持ちのワードを聴きとる
2.これが気持ちのワードだなぁと「感じる」(ワードを認識しただけ)
3.この気持ちのワードが重要だと感じている自分に気づく
4.そう感じている自分の感覚にとどまる
5.響かせる(とどこまり続けていると自分の中でぐるぐる回っているような感じ)
6.響いている自分の感じ方に注目する
7.じっくり味わう
8.そうすることで話し手にとってこのような気持ちなんだなぁと「実感」する

この「実感」をともって
くり返すことに意味があります。

でも、8つもいわれると、
そんな複雑なことを会話の流れの中で
できるわけないじゃないか
と、思うでしょう。

当然です。

1つには、だから練習が
必要ですよねということ。

私はくり返しがある程度自分が
思った通りできる最初の段階まで
3年以上かかりました。

そして、

いまでも時々おかしくなります（笑）

また、

この順番通りに一個ずつ進めましょう
といっているのではありません。

感じて応答する練習を続けていると
そのうちにだんだんと８つことが全体として
グルっと起きていたような感覚になるのです。

その感覚をつかむことも含めて
頭の理解＋感覚の理解の練習ですね。

感じたことをくり返す真意は
これが気持ちのワードだ！
と頭の中で発見したワードを発見したときの
「感じ」で反射的に応答するのではありません。