くり返さない、伝え返さない、リフレクション

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いつもありがとうございます。
いざというとき出てくるのはなぜか韓国語、岩松正史です。

傾聴の「くり返し」や「伝え返し」
のもとは「リフレクション」です。

リフレクションは専門書で
「感情の反射」と訳されています。

くり返し、伝え返し、感情の反射・・・

これらから共通して伝わってくる印象は
「聴き手が何かを返す」
です。

私も長年、そのように「だけ」
理解していましたし、伝えていました。

ところが、

傾聴をちゃんと勉強するれば勉強するほど
リフレクションの本当の意味は
どうもそれだけではないのです。

リフレクションは「返す」ことではなく、
3つの段階の「映し出し」の連鎖の総称です。

【映し出し1】
聴き手は話し手の話を機聴きながら、
話し手の心の内側の世界がどうなっているかの感じを
自分の中に入れ、自分の心に
「映し出し」ながら丁寧に聴く
(=深い共感)

【映し出し2】
聴き手は、自分の心の中に映し出された、
話し手の内側の世界に対する自分の受け止めが、
話し手にしっくるくるかどうかを確認する姿勢で、
伝え返す。

「私はお話を聴いて、あなたの内側はいまこのように
なっている(感じている)と受け止めたのですが、
私のこの受け止めた感じは、あなたの内側に
しっくるくrでしょうか?
しっくりこないなら、どのへんでしょうか?
教えてください」

という姿勢です。

【映し出し3】
話し手は、聴き手から伝え返されたものについて、
自分の中にいれ受け止め直してみてます。

そして、そこから受ける感じを
丁寧に丁寧に自分の中に映し出しながら、
しっくり感としっくりこない感じ(違和感)について、
感覚の確認をしていきます。

この映し出しの作業を両者の間で、
丁寧に何回も行っていると、

ときどき、
聴き手が自分を「内側で内側を」リフレクトしているうちに、
どこからともなく、ふと、思いもしなかった
自分に新しい何かを与えてくれる意味を持った
言葉、イメージ、考えが湧き出てくることがあります。

これがいわゆる「気づき」です。

ここまでの1~3、
1.聴き手が自分の内側に映し出し
2.映し出たものを言葉にして映し出し
3.聴き手の中でも宇一度映し出す

この「全体」をリフレクションといいます。

リフレクションは聴き手が
「返す」行為にとどまりません。

映し出しの連鎖です。

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<<編集後記>>

最近都内は外国人観光客でいっぱいです。

自然と外国の方から声を
かけられる機会も増えてきます。

先日も大手町の駅で地下鉄を待っていたら、
白人の女性から「Excuse me!」と声をけられまして。

そのあとスマホを見せられて、
そこには、

「この電車は九段下にいきますか?」
と書かれていました。

行く電車だったので、
それを伝えようと思ったのですが・・・

「Yes!」

だけまず言ったあと、
思わず出てきそうになった言葉は、
なぜか、

「クダンシタヨッカジ、カヨ」
という韓国語(汗)

危うく言いかけて止めました。

まあ・・・

Yesだけでも意味は伝わるのですが、

いざというとき反射的に出てくるのは
30代のころしばらく習っていた韓国語で、

中学どまりの英語は
全く出てこないのが、
もどかしいのでありました。

今日もいい一日をお過ごしください!

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