傾聴によるカウンセリングの意味とは?

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いつもありがとうございます。
2年間衝撃的なミスをしていた、岩松正史です。

傾聴することにいったいどんな意味があるのでしょうか。

自由にたくさん話すと癒される?
否定されず聴いてもらえるとホッとする?

確かにそれらは傾聴しているときに
起きる現象の一部分ではあります。

傾聴する意味についてロジャーズは
著書「自己実現の道」(1961年59歳)の中で、
その変化のプロセスをとてもわかりやすく説明しています。

ポイントを箇条書きでまとめると、

1)(心に寄り添いながら傾聴されている)クライアントの態度は、次第にカウンセラーの態度を反映したものになっていく

2)カウンセラーが自分の感情に寄り添い傾聴していることに気づくにつれて、少しずつ自分自身に耳を傾けるようになっていく

3)クライアントは、「自分の中」から伝えれてくるものを受け取り始める。
(例えば、自分は怒っていることに気づいたり、どのように自分が脅威を感じるのかを認めたり、どのようなときに自分が勇気を感じるのかを理解したり)

4)自分の中で進行しつつあるものに対して開かれるようになっていく

5)いつも否認、抑圧してきた感情に耳を傾けることができるようになっていく

6)自分を傾聴することを学習し、自分自身に対してより受容的になっていく

7)自分が隠してきた恐ろしい部分をより多く表現できるようになり、カウンセラーが自分や自分の感情に一貫した無条件の無条件の積極的関心を向けいてることにさらに気づく

8)すると、少しずつ自分に対して同じ態度をとるようになっていく

9)つまり、ありのままの自分を受容するようになっていき創造のプロセスの中で前進しようとする

10)するとさらに、自分の中の感情をより正確に傾聴するようになる

11)自分に対して評価的でなくなり、より受容的、より自分自身と一致する方向へと向かうようになる

12)自分が身に着けてきた仮面を脱ぎ捨てて、防衛的な行動をやめ、本当のあるがままの姿に開かれることができるのを見出す

13)こうした変化が生じるにつれて、より自分に気づく(self-aware)ようになり、より自己受容的(self-acceptance)になり、防衛的でなく開かれていく

14)ついに、人間生命体にとって自然な方向へ自由に変化し成長できるようになっている人を見出す

傾聴の意味は、
カウンセラーが受容共感的な態度で
心に寄り添いながら傾聴をしていると、
そのカウンセラーの姿勢をクライアントが
反映するようになっていくことです。

カウンセラーに心を込めて傾聴されるうちに、
「自分自身を傾聴」することを学んでいく。

いままでしていた自己否定をやめ、
否定的なものとも向き合い、
防衛的な行動をやめ、

自分の感情を正確に理解するようになり、
次第に自分の命が向かいたがっている
方向に変化、成長し始める。

このように、
自分の中に「自分自身を傾聴」できる自分を持つことで、
信頼できる人生の同行者を自分の中に持つこことで、
カウンセリングは終結します。

ただ吐き出すための傾聴
ただ「あなたはそうなのね」とわかってもらうだけの
傾聴をいつまでも続けていても

自分の内側の声を聴けるようにならなければ
カウンセラーへの依存を強めるだけで変化は起きません。

あるいは、
自分の心の声を聴けないという
問題の根本である主訴の悪化ををさらに強化し、
状況を悪化させることさえあります。

傾聴する意味は
「自分自身を傾聴」できるようになるため
という軸を忘れないようにしましょう。

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<<編集後記>>

2年前に買った空気清浄機(加湿機能付き)が壊れまして。

エラーが出て、何をやっても動きません。

どうしたんだろうと、原因を探るべく、
本体裏のフィルターが入っている
ふたを開けてみたら・・・。

横30センチ、高さ40センチくらいの
大きなフィルターが新品のビニール袋に
入ったままになっておりまして(汗)

つまり、
2年か2に買った日から今日まで、
機械は動いているように見えたものの、
1ミリも空気清浄していなかったんですね。

吸気ができないため、
モーターが壊れてしまったのでした。

たまたま、
Amazonのブラックフライデーセールで
同じ形のものが同じ値段で売っていました。

修理には購入金額より高くなりそうなので、
買いなおしましたが・・・

2年間、問題なかったなら
空気清浄機自体が不要ですかね(笑)

今日もいい一日をお過ごしください!

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