傾聴ボランティアの現状は?

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・ 7月20日(土) 19:30
・ 7月25日(木) 19:30
・ 7月28日(日) 10:00
・ 8月15日(木) 19:30
・ 8月17日(土) 19:30
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いつもありがとうございます。
夏は冷やし担々麺、岩松正史です。

傾聴ボランティアはもともと
1970年代にカルフォルニアの
サンタモニカの終末期医療の施設で
行われていた活動を

1990年代に日本のNPOが
取り入れたといわれています。

何か問題を解決していくのではなく、
ただただ寄りそう。

あるいは話を聞くことで
支援する活動です。

正確にはどれぐらいの人数、
団体が活動しているかは不明ですが、

傾聴ボランティアは各地域の
社会福祉協議会(社協)や
ボランティアセンター(ボラセン)に
多くが登録されています。

全国に3364箇所の
社会福祉協議会があります
(平成15年内閣府)。

例えば、
私の勤務先がある東京都千代田区だと5団体、
北区は10団体以上、
町田市は20団体以上の
傾聴ボランティア団体が存在します
(2018年現在)。

各社協やボラセン平均で
10団体ずつ存在し、
各団体に10名ずつメンバーが
いたとしましょう。

すると、
33万人の傾聴ボランティア経験者が
いる計算になります。

実際には、社共やボラセンに登録せず
活動している団体や個人もいるので、
これはかなり控えめな計算です。

社会福祉協議会の概要(内閣府)
http://www8.Cao.go.jp/kisei/giji/008/3-1.html

ざっくり3倍はいると仮定してみると、
100万人ぐらいの人が
傾聴ボランティアをしている、
あるいはしたことがある経験者だと予想されます。

私が傾聴をお伝えし始めた
20年前は、傾聴という言葉すら
社会でまったく知られていませんでした。

ネット通販のAmazonで
13年前検索をしたとき、
傾聴関係の本は5冊しかヒットしませんでした。

それがいまでは800冊を超える
傾聴に関する本が検索でヒットします。

まさに傾聴ブーム、
傾聴ボランティアもブームです。

傾聴ボランティアが増えている
要因はいくつか考えられます。

・高齢化が進んでニーズが増えている

・高齢者施設が増え多様な
 サービスが必要になっている

・元気に動ける団塊世代が
 大量に引退をしたことで、
 男性もボランティアを始める人が増えた

・社会や大企業にもボランティア活動の
 意識が浸透しつつある

必要とする人とやりたい人の
両方が増えている。

これが傾聴ボランティアが
人気の理由の一つです。

<おススメ>
7月23日夜のワークショップ
「岩松正史による傾聴ライブセッション」
https://jkda.or.jp/workshop/

<編集後記>

会社の近くにある中華料理屋さんでは、
夏季限定で冷やし担々麺が登場します。

それが、何とも言えないおいしさでして。

きのう講座の帰りに寄ったら、
早速おかみさんが来て

「今年も冷やし担々麺始まってますよ!」
と声をかけられました。

毎年、
「もう、始まってます!?」
「まだ、食べれます?」

としつこく聴いているので、
覚えていてくれるんですね。

でも、今年はもうすでに
おかみさんがいない日に行って
3回目です!

今日もいい一日をお過ごしください!

◆傾聴関連◆
傾聴1日講座(基礎)
傾聴サポーター養成講座

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