突然ですが、シャンプーとリンスを

ちゃんと洗い分けてしているでしょうか？

実は私この年になるまで、

シャンプーとリンスをほぼ同じように使っておりました。

シャンプーで頭髪を洗い、

リンスで頭髪をコーティング・・・。

そういう使い方をしているのは

もしかしたら私だけでないかもしれません。

ところがこの使い方はちょっと間違いが

あるようだということが分かりまして。

リンスはこれでいいのですが、

シャンプーには頭髪を洗う以外にもう一つ

大切な機能（目的）があることを、

先日知り合いが経営するヘッドスパに

行ったときに教えてもらいました。

ところで、

話はそれますが、

ヘッドスパに行ったことはありますか？

好奇心旺盛なほうなので、

以前からその言葉の響きが気になっていました（笑）

でも同時にビビりでもあるので、

なかなかきっかけがないと飛び込みでは

行きにくい場所でありました。

たまたまある会で知り合った方が

ヘッドスパのオーナーさんだったので、

これはチャンスと思って行ってきたんですね。

頭をマッサージするだけかなと思ったら、

結構ごしごし洗ったり、

特別な方法でたたいたり

よくわからない液体をいろいろつけられたりするので、

四十を過ぎてから少し広がりはじめた

おでこと髪の毛の生え際が

もっと広がりはしないかととちょっと

心配になりながら受けておりました（笑）。

でも、終わってみたら何とも言えなく頭が軽くなっていて

頭が500gくらい軽くなったような

なんともいえない爽快感がありましたね。

目がさえる感じがあったのも意外でした。

それはともかく、

話をシャンプーに戻しますと、

そのオーナーさんから教えてもらった

シャンプーの頭髪を洗う以外のもう一つの機能とは

「頭皮を洗う」

ということです。

もしかしたら当たり前ですか？？？（笑）

でも私はこの年になるまで

「シャンプー＝髪の毛を洗うもの」

としか思っておりませんでした。

ヘッドスパを受けながら、

なんでこんなに頭皮をごしごしするんだろう？

と、疑問に思っていたのです。

シャンプーなんて生まれた時から

ずっと使っていたものなのに、

本来の目的の半分しか知らず

４０年以上もすごいしてきたなんて驚きですね。

シャンプーに限らず

なんとなく当たり前にやっていることの意味を

ちゃんと理解していないことはほかにもあるのかもしれません。

私はしょっちゅうありますね。

例えば、

記憶術の認定講師をしていると、

講師全員にテキストが渡されて、

お伝えする内容はそこに書いてある言葉を伝える練習をします。

日本語なので読めばわかるわけですが、

なんとなく書かれた通りお伝えしていた言葉の意味を、

何年もたったあるときに、

急にもっと深い意味があったことに気づいたりします。

「この言葉にはこういう意味もあったのか！」

と、理解が浅かったなとよく反省をします。

たとえばこれをお読みのあなたは、

人の話を聞くということについて

どんな理解をされているでしょうか？

相手から情報を機いだすため？

それとも、

相手と盛り上がったり仲良くなるための手段でしょうか？

正解は一つではないですし、

必要な理解の深さも人それぞれ違いはありますが、

話を聞くという意味も方法も上記以外に

ほかにもたくさんあるわけです。

カウンセラーやコーチングの世界では、

・こちらが離さずにいればそれでいい。

・相手が言った言葉をただ繰り返せばいい

・たくさん話せば楽になるからとにかく話させる

・話しているうちに相手が勝手に気づく

なんていわれたりします。

それはそれで間違いでもないのですが、

やはりさきほどのシャンプーのように片手落ちだったり、

全体の一部分だけの浅い理解のような気もします。

自分が自然と身に着けてきた思い込みや、

外から与えられた情報というのは、

いつもどこか頭の中で

疑ってみるという気持ちを持っていたほうが、

気づきも生まれやすく、

素直な気持ちで今までとは違う常識を

受け入れやすくなるのかもしれません。

思い込みというのは怖いですね。

ちなみにその日以来、

シャンプーでは頭皮を意識的に洗っております（笑）

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