カウンセリングの代表的な2つのアプローチ先「認知」と「行動」

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いつもありがとうございます。
ラーメンの評価を積極的にアップしている、岩松正史です。

カウンセリングの代表的なアプローチ先には
以下の3鵜があります。

「行動」にアプローチする
「認知」にアプローチする
「感情」にアプローチする

他にもG.フロイトの精神分析やユングの夢分析など、
過去のトラウマにアプローチする方法もあり、
現在カウンセリングの手法は何百もあるといわれていますが、

ここでは傾惑という言葉の意味を
理解していただくために最低必要と思うものを挙げています。

◆1.行動にアプローチする=「やらせてみる」

行動に関わるとは、企業でいうなら
OJT(On the Job Training)といえば
わかりやすいでしょうか。

簡単に言えば、
「やらせてみる」ということです。

やってみて上手くいったら
「やった!できた!」と感情はよくなります。

感情がよくなると、
「またやってみよう」と認知は
プラスにとらえる(考える)ようになります。

そして、プラスにとらえると
次の行動もプラスになる、というわけです。

当たり前と言えば当たり前ですね。

そのときに、何をするかという
行動の部分に対してアプローチする方法です。

◆2.認知にアプローチする=「教育する」

認知にアプローチするとは、簡単に言えば
「教育する」ということです。

学校の教育や講演会なども、
子どもや参加者の認知(考え方)に
アプローチしているといえます。

適切な例かわかりませんが、たとえば
アルコール依存症で治療中のCさんがいたとします。

Cさんが治療を始めてから3カ月くらいたった時、
主治医の先生にこんな風に相談したとします。

Cさん「先生、もう3カ月お酒を飲まずに来たのです。
 もう大丈夫です。自分で管理できるから、
一日1杯だけ飲んでもいいでしょ?」

それに対して主治医がこう答えたとします。

主治医「それは典型的なアルコール依存症の人に
 見られるバターンです。今が一番
 大事な時期ですから、まだしばらく我慢をして様子を見ましょう」

これは、主治医の先生がCさんの
「認知」に対して働きかけています。

そして、
Cさんが主治医からのアドバイスを
納得して、そのように行動したとします。

この場合の行動は「お酒を飲まない」という行動です。

先生の言う水を聞いて、納得して行動した結果、
体調がより回復したり、あるいは
似た症状で3カ月くらいでお酒を飲み始めてしまい、

症状が悪化してしまったような人を
目の当たりにしたりすると「飲まなくて良かったなぁ」と、
感情はホッとします。

このようなプラスの感情が生まれると、
つぎに認知は「この先生のことを信じてみよう」となり、
またそのとおりに行動します。
これが認知からアプローチするという例です。

◆認知と行動の違い

最近、認知行動療法はイギリスで発達してきた流れもあり、
日本でも2010年の4月に認知行動法が保険点数対象になりました。

「考えてから行動する」という自然な流れからみると
認知と行動は常にセットともいえます。

2つの違いをあえて言うと、「行動」は何かをさせる、
あるいは禁止するといった具合に
「アウトプット」するものに注目したアプローチになります。

「認知」は知識や考え方に何をどう
「インプット」するかに注目したアプローチです。

いわゆる「アドバイス」と言われるものは、
認知または行動(あるいはその両方)に
アプローチする代表的な手法です。

感情へのアプローチについては、
また、次の機会に説明しましょう。

参考:聴く力の強化書(2版)岩松正史、著

 

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<編集後記>

認定傾聴サポーターには
Facebookグループがあって、
そこには、様々なグループがあります。

各都道府県の「県人会グループ」や
ニッチな趣味を共有する「部活グループです」

県人会は基本都道府県単位ですが、
フランスのメンバーも2人いるので
「フランス県人会」なんていうのも
立ち上げています。

部活グループには、
温泉部、猫部、観劇部、読書部、キャリコン部・・・
など様々ありますが、

私が立ち上げて積極的に情報更新しているのが
「ラーメン部」です。

出先で見つけたラーメン屋さんのコメントと
写真をアップしています。

ラーメン好きは多いですからね。

きのうは大阪の谷町四丁目で行った
ラーメン屋さんのレビューをアップしました。

そして、今日は帰りがけに
メンバーが紹介してくれた
梅田にあるおススメのラーメン屋に行って
返ろうと思います。

大阪は風は強いですが快晴です。

今日もいい一日をお過ごしください!

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