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いつもありがとうございます。
手首に海苔、岩松正史です。
一生懸命聴く心がけの姿勢のことを
傾聴と呼んでも、国語的には
間違いではありません。
でも、
もしコミュニケーションに使うスキル
として傾聴をとらえるなら、
心がけだけでは不十分です。
なぜなら、
傾聴には、もととなる
「型」があるからです。
傾聴はもともと、1960年前後に活躍した
アメリカの心理学者カール・ロジャーズ
(1902~1987年)が提唱した
「来議者中心療法」という
心理療法がベースになっています。
たとえば、
次のような手法を使いながら、
来談者(話し手)の自らの気づき、
選択、決断をサポートしていきます。
■あいづち
話し手をよく観察し、声のトーン、
速さ、強さ、高さ、声色など、
相手とペースを合わせるように、
あいづちを入れることで、二人で対話が
できるペースをつくっていきます。
また、
そうすることで、相手に批判や
非難をしない姿勢を伝えます。
■くり返し
「うれしい」「悲しい」などのような、
会話のなかに出てきた気持ちを表している
短い単語を、会話の流れのなかで
その場でくり返し応答します。
そのことで、
内容を理解していることと気持ちを
受け止めていることの両方を伝えます。
■伝え返し
会話全体を通して話し手が
いわんとしている意味を、
短めの文章で確認するように返します。
一般的にいう「要約」に近いですが、
要約では「〇〇なんですね」と理解し
終えたことを伝える断定形になるのに対し、
伝え返しでは「〇〇なんでしょうか?」
と疑問形になります。
そうすることで、
伝え返しは、相手がいわんとすることを
こちらがちゃんと受け止め、
「理解できているか?」や
「間違っていたり、感覚的なズレが
生じたりしていないか?」
を確認します。
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<編集後記>
先日、大阪に行こうとして、
新幹線のホームに並んでいた時のこと。
長袖を着ていて、暑かったので
腕まくりをして見たら
左手の手首に黒いものが・・・
みると、なぜか、
ざるそばに使う、きざみ海苔でした。
ざるそば、食べてないんですけどね(汗)
どこでついたんでしょうか?
世の中には、不思議なことがあります。
今日もいい一日をお過ごしください!
◆傾聴関連◆
・傾聴1日講座(基礎)
・傾聴サポーター養成講座