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いつもありがとうございます。
朝は白湯、岩松正史です。

空想、妄想の話ですが

「傾聴はいつ上手くなりますか？」

と質問してきた人がいたと仮定したら、
その人はきっと本心から

いつうまくなるかの
日付を知りたいわけではないでしょう。

その言葉を話したくさせている
心の動機は、例えば

「傾聴がうまくなれないことが
　気になっている私なんです」

と訴えていると見立てることができます。

私なら、された質問の
内容を理解するのではなく、

その質問をしたくなっている心は
どこから、何がそう言わせているか
という視点で見立てます。

仮にそう見立てられたならば、

「いま傾聴について、この人は
　どのような感じでいるのだろうか」

「いまごの人は傾聴について
　どう思っているのだろうか」

「傾聴がうまくできないと感じている
　自分にどう思っているのだろうか」

「この人にうまくできないと
　感じさせているものは何なのだろうか」

「傾聴がうまくできない事は
　この人にとってどんな意味があるのか」

「この人にとって傾聴が
　『うまくできる』とは
　どういう感覚なのだろうか」

など、話しながらこの瞬間、
その人の内側で流れている
感じに焦点を当てて、

聴くことでそのような発言を
したくなった心について、
一緒に見つめていけるかもしれません。

見立てを間違うと、話は
変な方向に行ってしまうので、
見立ては大事です。

＜編集後記＞

急に寒くなりました。

いつも起きたらまず水を一杯
飲んでいましたが、

ウォーターサーバーの水は
冷たいので、最近はめっきり
お湯の方をコップに入れる
機会が増えました。

気づけば、今年ももう
１か月ちょっとで終わりですね。

今日もいい一日をお過ごしください！

◆傾聴関連◆
・傾聴１日講座（基礎）
・傾聴サポーター養成講座