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いつもありがとうございます。
朝からガスレンジを掃除してご機嫌の、岩松正史です。

先日、あることに気づいてしまいました。

最近、料理にハマっていて
包丁を2本新調しました。

そうしたら、

いままで家にあった古い包丁の
切れ味が悪いことに気づきまして。

家にある簡易なローラー式の
包丁研ぎで研いでみたんですね。

もちろん、

やる前よりは切れるようになったのですが、
どうしても新品の包丁とは比べようもありません。

なので、

レンガみたいな本格的な砥石を使って、
包丁研ぎしようかなと思いつきました。

でも、そのつぎの瞬間、そういえば昔から、
自分が包丁を研ぎたい人だったことを思い出しました。

例えば、

うちの近所のスーパーでは
月一回くらい、包丁研ぎ屋さんが来る
イベントをやっています。

そのイベントの告知の張り紙を目にすると
なんか、いつも気になってしまいます。

だいぶ前ですが、ある日、実際に
その包丁研ぎのイベントをやっている
場面に出くわしまして。

「やってみたいなぁ」と思った
自分がいるのを思い出しました。

ふり返ってみると、小学生の頃
わが家に砥石あったなぁ。

当時、小さかった私は、
使わせてもらえなかったか

ちょっと試したけれど
うまく出来なかったか・・・

真偽は定かではありませんが
子どもの頃、砥石にいい印象がありません。

そもそも、

砥石があったことすら
いままで忘れていましたし。

そして、確信しました。

「そうか、俺って昔から包丁を
　研いでみたい人『だった』んだ」と

このように前からそう「だった」かのように
自分に気づくことを『推進された過去』とか
『前進的過去』といいます。

今の自分の心が、そう「だった」ことを
教えてくれるだけでなく、
いまの自分にとっての意味や価値を
肌感覚で与えてくれます。

もし、

この現象を精神分析的に読み解くなら、
過去に抑圧された何かがいま発見されて、
解放されたと考えるでしょう。

でも、

傾聴のベースにある人間性心理学では
そうは考えません。

いまここにある心が未来への意味付けして
よりよく生きる道を示してくれたと、考えます。

漠然と感じられていた包丁研ぎへの思いに
感覚を伴った意味付けがされて、

包丁研ぎをしたいという気持ちが
明確になったのです。

と、いうことで

いつもの悪いクセですが
砥石をAmazonで注文してしまいました（笑）

人は、自分の本心には勝てませんね。

＜編集後記＞

梅雨の晴れ間で、朝から気分がよくて
弁当を作り終わったあと
なんとなく目についた、ガスレンジの掃除を
始めてしまいました。

かなり焦げ付いていたので
３０分くらいかかりましたが、
スッキリ綺麗になっていい気分です。

あなたの家のガスレンジ
汚れていませんか？

今日もいい一日をお過ごしください！

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