傾聴がうまくなるために使わない方がいい「推測語」とは?

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いつもありがとうございます。
白飯が台なし、岩松正史です。

傾聴が上手くなるために
ぜひ日常的にやって欲しいのが
「推測語」を使わないことです。

「推測語」とは
「多分」「きっと」「もしかして」
「かもしれない」といった、

推測する際に使う言葉を指す
私が作った造語です。

推測語の最大の問題点は、
事実を正確に理解することを
妨げることです。

傾聴では話を「そのまま」
受けとり理解することが重要です。

推測は気持ちや状況を自分なりに解釈し、
誤認を生む可能性があります。

「多分こうだよね」と推測でいうことで、
話し手の本当の気持ちを
見逃してしまうことがあります。

あるいは、
その場にいない「誰か」
例えば、

引きこもりの子とうまく
コミュニケーションがとれないことで
困っている親御さんに対して

「お子さんはこう思っている『かもしれない』」

と推測とすることは、

目の前の人の気持ちに寄り添うことから
離れてしまっていることになるし、

「推測という方法でしか子どもと関われない」
という話し手が抱えている問題の主訴を
悪い方向により強化してしまうことになり得ます。

推測語を使うことは、
信頼関係を損なったり、効果的な支援を
妨げになる原因となります。

推測語を使わないための
改善ポイントはいくつかあります。

まず、

目の前のクライアントの
気持ちだけに集中すること。

過去や未来、または第三者の話ではなく、
現在のクライアントの話に
耳を傾けるようにしましょう。

まさに、これが傾聴の練習です。

推測を交えず、話し手の言葉と
そのに含まれている意味をそのまま
理解しようとする姿勢にとどまりましょう。

具体的に推測語を使わないために
日常的に何をすればいいか?

日常生活でうわさ話をしない、
うわさ話をしている人の
会話の輪に入らないことです。

うわさ話は、推測語だらけ
推測語の見本市です。

うわさ話を避けることで
傾聴の姿勢を身につけやすくなります。

「無知の知」の姿勢で行きましょう。

「無知の知」というソクラテスの言葉は
「分からないことを分かっている」
という意味を示しています。

推測せず、分からないことは
分からないと認めることで、
クライアントの気持ちを軸に
聴けるようになります。

うわさ話をしないという方法で
推測語を使わないための練習は
日常的にできます。

よかったらやってみてください。

<お誘い>
◆出版記念講演会 8月20日(Zoom)、9月20日(大阪)
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<編集後記>

毎朝、専門学校に通う
娘の朝昼食用のおにぎりを
作っています。

(中学生の)息子は
夏休みなのでなしです。

今朝も起きてから
炊飯器に電源を入れまして。

娘が起きてくるまで
自室で仕事をしていたら・・・

娘の出発時間になっていました。

おにぎり・・・
作るの忘れていました(汗)

娘には今日はコンビニで
買ってもらいます。

こういう日もあるさ。

今日もいい一日をお過ごしください!

◆傾聴関連◆
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