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いつもありがとうございます。
佃煮といえばイナゴ、岩松正史です。

最近、学校の先生たちと面談によく行くのですが
面談をしていてふと気づいたことがあります。

先生は職場結婚が多いということです。

私が聴いた範囲では、男性女性問わず
パートナーがほぼ全員教員でした。

忙しい先生たちは、外での出会いが
少ないので自然と職場で出会って
ゴールインがが多いのでしょう。

その話を聞いたとき、私の周りの
結婚を望んで相談所に登録している
人たちのことが頭に浮かびまして。

色々な結婚相談所に登録して
出会いは多いはずなのに
結婚していない人が多い気がします。

出会いが少ない人の方が結婚していて
出会いが多い人の方が健康出来ないなら
不思議な感じがします。

そこで、ある仮説が浮かびました。

選択肢が多すぎることが
原因ではないかと。

・・・

私事ですが、先日、
洋服を１着欲しくて
お店に行ったのですが、
気になる服が５着もありまして（汗）

もし１着しかいいのがなければ、
それで満足できたかもしれません。

でも、５着もあったからこそ、
どれにするか悩んでしまいました。

結局、選びきれず３着
買ってしまいました。

でも、そのから先が不思議で
１着の予定を３着も買ったのに
なぜか満足感がなくて、

買わなかった残りの２着が
ずっと気になるんです。

選択肢が増えると、後悔が生まれる。

この現象を説明する研究があります。

アイエンガーとレッパーの
「ジャムの実験」では、

試食できるジャムの数が24種類あるより、
6種類しかない方が、
購入率が圧倒的に高かったそうです。

選択肢が多すぎると、
人は「選べなくなる」だけでなく、
「選んだ後の満足度も下がる」のだそうです。

心理学者バリー・シュワルツは
『選択のパラドックス』という著書の中で、

現代人は「選べる自由」が増えたぶんだけ、
「満足できない苦しみ」に
悩まされていると言っています。

まさに、私の状態ですね。

いろんな相談所に登録している人ほど、
実は結婚率が下がっている
のかもしれません。

人生にはたくさんの選択肢があるようで、
実は「多すぎること」が
満足の妨げになっているのかもしれません。

だとしたら、

満足した人生を送るために必要なものは
選択肢を増やすことより、
むしろ減らすことかもしれません。

「いまあるもの以外のことが気にならない」
状態になれば、満足度は高くなるはずです。

あなたは今の現状に、
どれくらい満足していますか？

満足したいなら、情報を集めるよりも、
「絞ること」の方が大事なのかもしれません

＜編集後記＞

本日、６月２９日は
「佃煮」の日です。

昆布、魚介類、肉など様々ある
佃煮は、江戸時代に現在の
東京都中央区佃が発祥と言われています。

佃で作られた煮物のため
佃煮と呼ばれるようになったそうです。

ちなみに、

私が佃煮と聴いて真っ先に思い浮かぶのは
バッタの仲間の「イナゴ」です。

私の出身の長野では
イナゴを佃煮にして食べる
習慣があります。

毎年コメの収穫の時期になると
イナゴが田んぼに発生します。

小学生の頃それを捕まえて
農協に持って行くと１キロ〇円で
買い取ってくれた記憶があります。

これをお読みいただいているあなたは、
「佃煮」といえば、真っ先に
何が思い浮かびますか？

今日もいい一日をお過ごしください！

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