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いつもありがとうございます。
英語の本を読むのが楽しい、岩松正史です。
1936年6月ジェシー・タフトの紹介で
ロジャーズに呼ばれ、
ロチェスターで3日間の
ワークショップを行ったオットー・ランクは、
その直後7月に著書
『意志療法』と『真実と現実』
を同時に発表しています。
その中でランクは
「感情の調子は意志の『何か』の主張であり、
感情に耳を傾けなければ自分が
何を望んでいるのか知ることができない。
私たちは感情を自分が何を望んでいるのか、
自分にとって何が重要なのかを知る
資金石として使っている」
と述べています。
(1991,The Birth of Relationshi Therapy.Carl Rogers Meets Otto Rank)
感情と意思のつながりとは、まさに
フェルトセンスを示しています。
ロジャーズは晩年、
「私はオットー・ランクの考え方に深く感化された。
彼の『意志療法(Will Therapy)』は、
私の考えを根底から揺さぶった。」
(1980,A Way of Being)と述べています。
ランクとの出会いから3年後、
ロジャーズは1942年に
『カウンセリングと心理療法』を発表しましたが、
そこには主に非指示の姿勢や感情への
応答の必要性は述べられていますが、
感情が未来が内包(imply)されている
点までは深く触れられていません。
当時のロジャーズはまだ、
意志による創造より、抑圧の
解放の視点が強かったように見えます。
また、
ランクから強く影響を受けた
ロジャーズに対して、
ランクがロジャーズについて
記した記録はなく、ロジャーズの
一方的な支持だったようです。
ランクは3年後の1939年に
感染症で亡くなります。
しかし、
ランクと親交が深くアメリカでの
活動をサポートしていた
(そして、ロジャーズにランクを紹介した)
タフトや同じく弟子のアレンから、
ロジャーズはトレーニングを受け続けたことで、
ランクの意志は確実に
ロジャーズに受け継がれました。
養子のように育てくれた
父親同然のフロイトと袂を分かってまで、
ランクが主張した意思療法がなければ、
ロジャーズの功績も、
現代に傾聴が残ることも
なかったでしょう。
<編集後記>
英語は出来ません。
でも、英語の本を最近よく読みます。
Googleレンズを使うと
写真を撮るように英語のページに
スマホのカメラを向けるだけで
本の上に重なるように
日本語訳を表示してくれるので
撮影しなくてもリアルタイムで、
英語の本を、まるで日本語の本で
あるかのように読めます。
心理学の本や論文て、けっこう
日本語になってない本が多いんですよね。
Amaoznで英語版だけ売っていたりして
いままであきらめていたものが
読めるようになりました。
アメリカのAmazonから紙の本を取り寄せて
読むことも出来るようになりました。
先日はオットー・ランクの弟子の
タフトが書いた300ページほどある
ランクの伝記を取り寄せて読みました。
タフトとランクの間でやり取りされた
手紙がたくさん載っていて、
リアルな雰囲気がわかって楽しいです。
(出費は増えますが)
今日もいい一日をお過ごしください!
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