「してもらう」と「してあげたくなる」心理とは?

されるとしたくなる心理

毎日車で保育園に息子送るの日課なのですが、

その時の悩みは朝の通勤ラッシュに重なることです。

保育園からの帰り道に

通行量が多い国道を「右折」してでなければいけません。

タイミングが合わないと遠くに見える

信号機2、3回分の間右折できないこともあります。

あさは急ぎたいときも多いですし、

毎日のことなのでちょっとイライラしますね。

ある日いつものごとく右折できずに待っていたら、

対向車線から来た某警備会社の車が

ライトをパッシングして道を譲ってくれました。

そのことがものすごくありがたく感じまして。

その一件があってからその警備会社に好印象を持つようになりました。

小さな親切でも人の心を動かすには十分ですね。

その日以来(というのも遅いのですが)、

私もできる限り右折したい対向車がいたら

道を譲るようになりました。

自分がしてもらったから、

他の人にもしてあげたくなったのでした。

「されたらから、したくなった」

という経験はありますか?

・知らない土地で道案内をしてもらって助かった経験があるから、自分もするようになったとか。

・先輩にたくさんお互てもらった経験から、後輩におごるようになったとか。

・友達から思わぬ誕生日プレ円とをもらったから、プレゼントを贈り返したくなったとか。

思い返してみると私も他にも経験がありますね。

娘が保育園と小学生の境目の年齢のころ

座れない電車の中で寝てしまいまして。

体重が20キロ近いのを立って抱っこしていたのを

見かねた目の前に座っていた方が席を譲ってくれました。

もう3,4年前のことだと思いますが、

その日以来、電車の中では積極的に席を譲るようになりました。

「してもらうとしたくなる」というのは

確かにあるきがします。

でもできるなら自分がしてもらわなくてもしてあげる

最初の一人目になったらいいだけのことなのですが、

なかなかそれはしにくいですね(苦笑)

そしてもう一つこの件については思うところがありまして。

それは、されたらしたくなるのは、

いいことだけでなく悪いことにも同じということです。

親子喧嘩はそのその代表ですね。

口撃されたから口撃しなおすとか・・・。

人間はいいことも悪いことも、

された通りにする傾向があります。

だったらよい体験を積んだ人の方が、

よいことをできるといえそうです。

ところが人のためを考え出すと、

意外と自分にはしてもらった経験があまりないのに、

自己犠牲をして誰からのために何かしようとする人がいまが、

これはなかなかうまくいないようです。

この一見心優しそうな人は実は

「自分が自分に我慢を強いる体験」

をさせているのと同じです、

当然、その体験も他人に同じことをしたくなります。

我慢している人ほど人をコントロールしたくなったり、

口には出さなくても心の中で不満を持ったり。

自分をないがしろにするという体験を積んでいる人は、

結局最後は他人もないがしろにしてしまうのではないでしょうか。

いかがでしょう?

いいことをしてもらったという経験があるから

してあげたくなったことはありますか?

いやなことをされたから別の人にも

したくなってしまったことはありますか?

他人からいつもいいことばかりしえもらえたら

うれしいでしょうがなかなかそれはかなわないときがあります。

その代わりにいつでも自分が自分にいいことをしてあげると、

結局最後は他人にもいいことがしてあげらるはずです。

よりよい体験をたくさんまず自分に与えましょう。

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