カウンセリングをしていると翌日とかあとになってから、
「ああ言えばよかった」
「ああ言わなければよかった」
と反省することがある。
主訴への応答間違いに気づくわけだが、会話の流れの中のことなのでクライエントはわからないだろう。
自分だけが気づき自分が攻めてくるだけに心は痛む。
やってしまったことは取り返しはつかないが、やり直しはきくときもある。
そういうときほど前回の反省が生かせるので、前回までの主訴については明確になって関わりやすくなることが多い。
しかしこのときもう一つ気をつけていけないことがある。
前回までの主訴にとらわれすぎていると、いま目の前でうごめいている今回の主訴を取り逃がす危険がある。
気持ちは自分のも動くし相手のも動く。
両方が動く。
そのことを念頭でおきつつ今日の傾聴1日講座にも臨もう。
追伸:相手が何を伝えたいのかを知り受け止めることに興味がある方には傾聴1日講座がおすすめです。
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