せんじつ娘が10歳の誕生日を迎えました。
きのう生まれたばかりだと思っていたのが、
もう10年もたつなんて・・・。
一つの区切りの年に感慨深いものを感じます。
ささやかながら家族で誕生日会をしました。
誕生日プレゼントはすでに
本人が欲しがっていたゲームを買ってあげたのですが
当日何もないのも寂しいと思い、
内緒で娘が好きなキャラクターの本を用意しておきました。
ケーキも食べ終わっていよいよ
隠しもっていたそのプレゼントをわたした途端
娘は大喜び!!!
・・・
となればよかったのですが、
微妙な表情に・・・
なんと、
誕生日の前の日に近くの本屋で
妻がまったく同じ本を買ってあげたばかりだというのです。
その場が微妙な空気に包まれたのはいうまでもありません(汗)。
普段ならだいたい何か買うとき妻と情報を共有するのですが、
本を買ったことが今までほとんどなかったですし、
まさかこのタイミングでかぶるとは・・・。
なんとも情けない感じでありました。
そのまま終わってしまうと、
残念な感じの誕生会になりそうだったのですが、
その直後、わたし的にはとてもうれしいことがありまして。
2冊目の同じ本を手にした娘の一言に心を打たれました。
娘:「でもこの本、中におまけのバッグがついてて、2つ使いたいから、あったほうが嬉しい!」
と、フォローしてくれたのです(涙)。
普通のご家庭のお子さんでも
こんなこと言ってくれたらうれしいでしょうが、
娘は特に、
幼少期からちょっと気づかいにかけるところがありまして、
他の人に対する配慮の足りなさをいつも心配をしていました。
親を含めて他の人のために何かをしたり、
ましてや「フォロー」をするなんて考えられませんでした。
10年という月日は、この子の心も育ててくれていたんだと
目の当たりにしたようで何ともうれしかったです。
娘と歩んできた歴史を知っているだけに、
この一言は心に刺さりましたね。
まあ、
プレゼントがかぶったという残念感はなくなることはないのですが、
この小さなハプニングがあったからこそ、
えられた幸せもあったのでありました。
これをお読みのあなたはは、
失敗体験の中から喜びを見つけ出した経験はありますか?
何が失敗で、何が成功なのか?
一つの事実だけで成功を定義することはできませんね。
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