同感も共感も否定しない「大切さの価値はどちらも同じ」

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いつもありがとうございます。
看護師さんから大人気、岩松正史です。

朝いつもより遅い時間に家を出た。

雑用していたら家を出るのが遅くなった。

家を出て順路を歩いていくと
小学校へ向かう集団登校の生徒が
4人列を作って歩いていた。

見ると、一番うしろを歩いている
背が大きい子は、息子だった。

それを見たときに何ともいえない
感情が湧きあがってきた。

小学1年生の頃、

まだランドセルが歩いてるような
ちんちくりんだったら息子を毎朝
集団登校のシューズを場所まで送っていた。

上級生はみな二まわりも、三まわりも
息子より大きかった。

その姿を見て、
「うちの子は、彼らのように大きくなるんだろうか?」
想像ができなかった。

そして、

「息子が彼らのようになる年まで、自分は元気に頑張れているだろうか?」

何ともいえない将来への期待と
不安がよくうずまいた。

いま目の前を歩いている息子は、
二まわり、前を歩く下級生より大きかった。

そして、私は

二回り苦労を重ね、年をとりながらも
元気にその息子の姿を眺めていた。

震災の年に生まれた子が
よくここまで大きくなってくれたなぁ・・・

成長したわが子に感動し、
ここまで成長できるまで親を務められ勧められきた
自分に感激し、心が動いた。

この感動と感激は、
とても個人的な素敵な感情だ。

もしこの感情に傾聴的な
名前をつけてよぶなら

『同感』。

同感はとても個人的で私的なもの。

よく傾聴では同感を使わず共感で聴くという。

でも、

だからといって同感がいけないわけじゃない。

同感は「私自身」なのだから。

ただ相手を理解するときには
道具としては「使わない」だけのこと。

何かの事柄に触れれば、同感が動くのは
人として当たり前。

当たり前のことを、
いい、悪いで見ない。

傾聴するとき同感が動く自分を否定しないで
その自分の心を傾聴(受容、共感)する。

自分の同感を傾聴できると、
同感の自分もいることに気づきながら
共感の部分をあえて選択して
関わることができるようになる。

同感は大事、共感も大事、
どちらも否定しない。

それをありのままを受けとめるとか
評価的態度という。

自分という人間への関わり方のスタイルは
他人という人間への関わり方と同じになる。

自分を評価的態度で見る人は
他人を評価的態度で見ている。

自分を評価的態度で見なくなくなった分だけ
他人を評価的態度で見なくなる。

自分の心(同感)を否定しないで聴ける人は
他人の心(同感)も否定しないで聴ける。

同感も大切、共感も大切、
自分も大切、他人も大切。

大切の価値はどちらも同じ

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<<編集後記>>

私は、
健康診断や検査入院したときなど
血を抜くとき、看護婦さんから大人気です。

とにかく

血管が太くてよく浮き出るそうで、
針が刺しやすくて血が抜きやすい
ということで(笑)

わざわざそのことを看護師さんの方から
声をかけられた経験が何度もあるので、
よほど抜きやすいんでしょうね。

左腕に自慢の血管をもつ男、
それが岩松なのでありました。

今日もいい1日をお過ごしください!

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