早起きしたい気持ちとは?

おととい今年からはじめた

傾聴サポーター養成講座の

第一期2日目が終わりホッとしています。

1月はなぜか(…自分で決めたことですが)

今までやったことがないあたらしい講座やイベントを

終日4日分も用意してしまったので

その準備と開催でほとんど休まる時間がない感じでした。

それも終わり、

きのはようやく休めると思ったのですが。

・・・

なにかが起きるタイミングというのは

実によくできているものでして(<感心している場合ではありません(汗))

息子が急に朝、高熱を出して保育園を休むことになりました。

妻は仕事があるので私がおもりです。

幸いにもインフルエンザではなく、

熱が下がりきょうから登園できそうです。

きのうは息子にとっても私にとっても

いつもよりかなり早い夜9時には

息子に添い寝して床に入ってしまいました。

息子が寝たらそのあとまた起きて

やりたかったことがあったのですが、

結局、そのまま寝入ってしまいました。

そして翌日、ものすごくすっきり目が覚めて

ぐっすり寝た感があるなと思ったら

時計を見てビックリ!

6時を過ぎているのです。

昨日は早く寝たわけですし、

いつもなら4時には起きたいのですが、

それができませんでした(涙)。

・・・

私が4時起きという話は

知人の間ではよく知られていることです。

でも実は私

「4時に起きます」

とも

「4時に起きることにしてます」

とも決して言ったことがありません。

いつもこういいます。

「4時には起きるようにしています。」

「何もなければ4時に起きます。」

上の2つと下の2つ違いがわかりますか???

上は4時起きを「断言」した言い方で

下はしていない言い方になっています。

なぜ断言しないのかといえば、

今日のように起きられない日が

あるのことを自分でわかっているからです(笑)。

「4時に起きることにしています」

ならほぼ絶対にそのようにするという意味があり、

「4時に起きるようにしています」なら、

できない(しない)可能性が十分に

残っているということになります。

この違いが分かるでしょうか?

・・・

言葉にはその人がその言葉づかいを

したくなる意味が必ず込められていると思うのです。

傾聴ではよく相手の「気持ち」を聞きましょうといいます。

練習では「気持ち」のワードをくり返す練習をします。

気持ちとは何でしょうか?

「気持ち」は一般的には、

「気持ち=形容詞(うれしい、たのしい、悲しい…)」

と思われがちですが、

傾聴の世界では実は違います。

「気持ち=形容詞+その人にとっての意味や価値を表す表現」

です。

そしてまさに先ほどの

「よう」と「こと」の違いこそ、

その人にとっての意味や価値を表している言葉です。

言葉づかいの端々にささくれ程度の些細な、

その人の気持ちがよく表れています。

それを聴きとり関わります。

「気持ちを聞く」という言葉は

とても抽象的で具体的ではありませんね。

人により解釈はバラバラです。

そこに明確な一つの定義をして練習することで、

初めてはじめて話を聴くことは

スキルとして使えるようになるわけです。

・・・

きょうは朝寝坊の話からなぜか、

普通の傾聴の話になってしまいました(笑)

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「わたしは気持ちを聴くのが得意だろうか?」

話をただうなずいて聞きながす

だけなら誰にでもできます。

心がけだけでは聴けません。

気持ちを聴きとり関わるには

それなりの知識と練習が必要なんですね。

<お知らせ>

前述の「ように」と「ことに」の違いが
感覚的にわかる人は傾聴のセンスがあります。

気持ちを聴きとる傾聴に興味がある方は、
2月13日か18日の傾聴1日講座にお越しください。
 ↓
http://goo.gl/79eA96

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