日本メンタルサービスさんのメールマガジンとホームページにインタビュー記事が4週連続掲載中です。(以下抜粋)
■>「ではその知識と技術、受容・共感・自己一致を簡単に教えていただけますか?」
カール・ロジャーズは自己一致が大事だと言っていますね。英語だと
『congruence』、合致や合同という意味になります。自分は聴き役なので相手を持ち上げたり自己卑下する。あるいは自分は聴いてあげる人で相手は聴いて貰う人だと上下関係を作ると、これは一致していないと思うんです。
相手の為に聴くのも、我慢するのも一致ではないです。自分も人、相手も人、同じ人、これが本当の一致だと思うんですよね。
以前ある先生から自分の感じたことに意識が向いている状態を、ロジャーズは一致と言っていると聞いてすごく納得しました。一致は文章にすると、嘘をつかないとか仮面を被らないとかになりますけど、ロジャーズはある本の中でこう言っているんですよ。
カウンセラーは自分の中で、例えば「あなたの話が聴けません」という、カウンセラーとしてあり得ない立場で且つありえない感情だとしても、そのことについて自分を欺いてはいけない、と。相手ではないですよ。自分を欺いてはいけないと書いてあるんです。
その感覚に意識を向けながら聴くんです。話を聴きながら、この人が言っていることは正しい理屈だけど、何か変だな違和感あるとか、自分が感じていることに意識が向いている状態を一致といったんです。
要は自分との対話ですよね。私は今、何を感じているの? この対話をすればするほど相手を受け入れやすくなる。自分に誠実でありながら相手とやりとりすることが一番大事であって、そこから出てくる結果は相手に任せるしかないという感覚を持っています。
■>「同感と共感の違いについても、お聞かせいただけますか?」
同感というのは…
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