木曜日からはじまった大阪傾聴4Daysも
本日が最終日です。
また3か月後に来るとはいえ、
もう終わってしまうのかと思うと名残惜しいです。
今回は、会場から徒歩5分の
ビジネスホテルに連泊しているのですが、
講座の開始時間は10時半なので、
早めに行っても9時半すぎにホテルを出れば
十分すぎるくらい早く会場につきます。
いつも生活通りに4時半に起きて
仕事を一通り済ませても、
まだ3時間以上時間が甘ています。
日ごろ東京では片道1時間ちょっと
時間をかけて移動する生活に慣れているだけに、
こんなにも朝に余裕があるのがなんだか心地よくて、
東京でもこんな生活ができないものかと
いう思いがわいてきて、
(子供の学校のことなど考えると現実的ではないですが)
思わず頭の中で「引越」の2文字が
浮かんできたりするのでした。
・・・
朝食も食べないし、
やることを一通り終えたらホテルにいても仕方がないので、
きのうは8時過ぎにホテルを出て、
近くにあるまあまあの大きめの公園に
散歩に行くことにしました。
会場はビジネス街にあり週末だったので、
通勤時間帯でも街にはサラリーマンOLの姿はまばら。
公園は地元の人が犬の散歩にきているくらいで
まばらに集まってきているだけ。
ハトとスズメがたくさんいるその公園の、
たくさんあるベンチの中から一つを選び、
しばらくハトとスズメの観察をしていました。
そこで発見したのは、
スズメはピョンピョンはねて歩きますよね。
ヒザも曲げずに両足の動きをぴったりそろえて
ジャンプして進む姿に、
妙な感動を覚えたりして(笑)
(あれはどういう原理なんですかね?)
・・・
しばらくしてスズメの観察も飽きたので、
気になっていることについて
ちょっと考え事をすることにしました。
何についてかといいますと、
その日行う講座の進行の「流れ」について、
少し変更を加えようと思っていたのです。
その場面を思い浮かべて、
講座が始まるところから頭の中でリハーサル開始。
話す内容とセリフの言い回しを
確認していたはずなのですが・・・。
なぜか、
ふと気が付くといつのまにか
リハーサルから離れて、
全く関係ない考えごとを始めてしまっている
自分がいることに気が付きました。
子供の事、別の仕事の事、
過去に見たことがある場面の想起・・・。
意識が散っていることに気が付くたびに
「いけない、いけない」
と、また一番最初からやり直すのですが、
またしばらくすると、
いつの間にか別のことを考えてしまうのでした。
そんなことを4、5回繰り返しているうちに、
全然先に進まないものですから
「もういいや」とあきらめて、
歩いて会場に向かうことにしました。
そして、最後にもう一回だけ。
開場まで5分ほどの道のりを歩きながら、
講座の流れの確認をしてみようと試したら・・・。
なんと、
意識が散ることなく最後まで「完走」できたので驚きです!
いかがでしょうか?
これを読みのいただいているあなたは
「歩きながら考え事をしたら、思いのほかはかどった」
経験はありますか?
座るのと歩くのの、この違いは何だろう?
と、早速、気になってネットで調べてみたら、
あまり専門的な資料を見つけられなかったので、
正確にはまだ確認はとれていませんが、
歩いているときはシータ波という脳波が出ていて、
これが注意力や記憶に関係していそうだ
ということが分かりました。
もしそれが事実なら、なんだかよくわかる気がします。
私は仕事をするとき「考えてから、動く」のではなく、
どちらかというと「動きながら、考える」ほうです。
その方がただスピード感がでるだけでなくて
動いている最中に、いろいろな気づきや、
考えの整理が進むことが多々あるからです。
たとえば、
引きこもったりして悩んでいる人は、
比較的家の中にこもっている時間が長く、
あまり動いていないことが多いですよね。
止まりながら考えれば考えるほど、
思考が余計に混乱してしまている・・・、
支援活動をするの中で、
そんな人も過去には見てきました。
・・・
「考えがまとまったら動く」
のが好きという人もいますが、
「考えをまとめるために動く」
というのも一理ありますね。
【この言葉を自分に言ってみよう!】
「止まりながら考えるより、動きながら考えよう」
脳みそが動きやすくなる
環境づくりをすれば効率的に脳を動かすこともできるんですね。
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