昔はAmazonで検索をかけても「聴く」あるいは「聞く」に関する本は数える程だったのに、いまでは何十冊もあってどれにしようか悩みます。
きくことに関心が高い人にとってはよりどりみどりの贅沢な時代です。
阿川佐和子さんの本がベストセラーになったように「きく」ことがいま注目されています。
にもかかわらず周りには聴き上手があまり増えていません。
傾聴の認知度が上がっている割には聴き上手は増えていないと思うのです。
どう思いますか?
あなたの話をちゃんと聴いてくれる人はいま何人いますか?
3人以上あげられる人はかなり恵まれている人です。
また本人は聴けているつもりでいて本当は聴けない人というのも増えています。
カウンセリングを受けに行った人がいいました。
「カウンセリングにいったら、ただ言葉をくり返されただけで1時間が過ぎた。」
また別の人は言いました。
「カウンセラー(と名乗る人)からああしろこうしろ、1から10までアドバイスをしてくれた」。
聴けているつもりで聴けてない人もずいぶんいるようです。
※原文からの抜粋なので、書籍とは内容が異なります。
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