「気付き」の逆は?

突然ですがみなさんは

アイロンがけが好きですか?

わたしは時間があれば、意外と好きなほうでして。

ワイシャツも基本、形態安定のものを着ますが、

少しよれていたり、しわが寄っているときは

アイロンがけをします。

でも、あの複雑な形状のワイシャツを

しっかりアイロンがけするのは

確かにやりにくくて、

なかなかピッチリというわけにいきません。

そこにまた、やりごたえもありますが、

アイロンがけが嫌いという人が

いるのもわかる気がしますね。

ワイシャツに比べて、楽なのが「ネクタイ」です。

なにせ一直線で平ですから、

ギュッと押し付けて、さっと左右にかけさえすれば、

きれいにしわが伸びるのでいいので楽です。

そう思っていたのですが・・・。

・・・

先日講座に、クリーニング屋さんがいらしていまして、

今のように「ネクタイは楽ですね」とお話をしたところ、

「それは違います!」と言われました。

ネクタイにアイロンをかけるときは

「押し付けすぎてはいけない」

のだそうです。

なぜなら、

ネクタイはペラペラだとかっこ悪くなるで、

厚みを持たせるようにかけるのが、コツなのだとか。

正直あまり考えたことがなかったですね、

ネクタイの厚さについては。

「さすがプロは見るところが違うな」

と思ったのでした。

いかがでしょうか?

自分では知らないうちに

「これでいいだろう」と思っていたのに

わかる人が見れば、それは間違いだった。

そんなことに気づかされた経験はありますか?

「ネクタイの厚さなんて好みでいいのでは?」

という考え方もありますが、

何のためにネクタイをするのか?考えてみると、

人と会う時の礼儀としてつけるわけです。

別に誰も、他人のネクタイなんて

気にしていないといえば

それまでかもしれませんけれども、

人間の脳の95%は、潜在的な

「無意識」に支配されているといわれています。

信頼を増すためのエチケットとしてつけているネクタイで、

わざわざ潜在意識に、

悪い印象を刷り込む必要もないわけです。

「思い込みに気づく」といいますが

そもそも「気づく」とは何かと考えてみると、

気づくとは、

「自分と他人の違いを受け入れること」

なのではないかと思うのです。

なので気づくには、自分とは違う考えに

たくさんの人と出会わなければできません。

人はよく、自分と考え方が違うと対立しますが

考え方が違う人からでないと、

気づきをもらうことはできないというわけです。

気づきをもうらう相手として、

その人を受け入れるかどうかは、

相手の人間性や知識の量、

地位などにも影響されますね。

誰でもいいというわけには来ません。

でも最後は、自分の素直さを持っているかどうか?

そこで、気づきを得るかどうかは決まります。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「『気付く』の反対は『拒否する』」

わたしは迷わずプロの言葉を信じて、

つぎからネクタイのアイロンをするときは、

厚さを持たせたままシワを伸ばそうと思います。

<お知らせ>

人を受け入れるということは、

自分を受け入れるということと同じです。

自分と他の人、両方を素直に認めていく

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