方言や地域特有のイントネーションてありますよね。
先日、姫路出身の方に「ひめじ」の
「ひ」にイントネーションを強く発音したら
「違うと」いわれまして(汗)。
「ひ」は上がらず「ひ・め・じ」と同じくらいの強さだと。
そういえば昔、
「さくらんぼ」も「く」を強く言ったら、
やはり「さ・く・ら・ん・ぼ」も
同じイントネーションの強さだと
指摘されたことがあります。
(正解が何かはわかりませんが)
また、
幼少期を過ごした長野県の諏訪地方の小学校では
植物に水を上げる当番のことを
「水あげ当番」
ではなくて
「水くれ当番」
といいましたし、
給食を食べる終わった時のかけ声は
「ごちそうさま」
ではなくて
「いただきました」
でした。
東京から引っ越した当初、
「ごちそうさま」と言ったら
「シティボーイだね」なんて、
冷やかされた記憶があります。
小学校の担任の先生は、
年配の男性だったのですが、
かけっこをしているとき頻繁に
「ズクだせ。ズクだせ」
といわれて、
何を言われているのかわかりませんでした。
そのうちにだんだんと
「根性を出せ!」
という意味だと理解しました。
・・・
最近、当時のことをふと思い出して、
なんで「ズクをだす」というようになったんだろう?
と疑問に思い、パソコンで検索をかけてみました。
でも、どれだけ探してみても、
長野の方言であることはでてきても
なぜそうなったのかは出てきませんでした。
それを見たとき、
クセというものは、実際に存在しても、
なぜそうなったのかはわからない
モノなんだと思いまして。
これは人にも言えることですよね。
・・・
自分の性格がなぜこうなんだろう?と思う人もいれば、
親とは職場の同僚がなんで
そんな風にもののとらえ方をするのかわからない、
と疑問を抱いている人もいるかもしれません。
人それぞれの思い方の違いというのは方言のようなもので、
なぜそう思うのかと聞かれても、
本人するわからないことがありますよね。
知りたい気持ちはあっても、
問い詰められてもわからないことを
問い詰めても仕方ありませんし。
そもそも問い詰めたくなるのはなぜか?
きっとそれは、相手の思いとは関係なく、
こちらが納得したいという気持ちが強いだけかもしれません。
それに、
理由を知っても相手を変えられるわけでもありませんし・・・。
理由がわかって納得するという方法もありますが、
理由がわからなくても方言の由来のように
「そう思いたく何かがあるんだな」と、
思い方をそのまま受け入れて、
納得するというののいいかもしれません。
【この言葉を自分に言ってみよう!】
「納得して喜ぶのは誰か?」
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