4日間の出張を終えて深夜に帰宅したら、
小5の娘がまだ起きていた。
ただいまと言って、ハグをしたら
喜ぶわけでもないが、
嫌がるわけでもなかった。
私は、出張が大好きだ。
好きな理由は、外に出かけられるから以外にもある。
「帰ってきたときが好き」。
たとえば、
出張の前の日に娘と喧嘩をしてたとしても、
4日もたって帰ってくると、
別に謝罪しあったのでもないのに、
帰ってきたときには、
それまでのわだかまりはきれいに消え
素直な気持ちで会うことができる。
家族は一緒の方がいいという人もいるが、
ずっと一緒に暮らしていると、
日々の生活の中で小さな埃みたいな
わだかまりが織のようにつもって
お互いストレスになっていく。
会わない時間を作ると、
それが消えていく。
愛する隣人との距離は、
近くにいればいるほどよくなるものでもなくて、
「離れた方が近づける」
ことが多々ある。
誰も、愛する家族とわだかまりを
抱えながら暮らしたいわけではない。
ならば、
しばらくの時間あえて離れて、
お互い心のほこりが落ちるのを待つのは
「より近づくために大切」
健全なことではないだろうか。
体は近くにいても、心がそばにないよりは、
体は近くにいなくても、
相手を思う心を持てている方が
よほどお互いのためになる・・・
そんな気がよくする。
なぜ、久しぶりに娘に会えてうれしいのか???
それは、娘に会えたことを
喜んでいるようでもあり、
心のほこりを落としたあとに
見えてきた裸の自分の心が、
本当はいつも娘に怒りたいのではなく
娘を愛していることが確認できた、
そんな、自分への安心感からくる
喜びのような気もする。
【この言葉を自分に言ってみよう!】
「そばにいるだけが愛じゃない」
<お知らせ>
今週は8日、11日の2回、傾聴1日講座があります。
心の距離感がわかると、人の話も聴きやすくなります。
↓
http://bit.ly/2k1gHKi
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