「人生は思い込みが100%」だったら、

プラスの思い込みの方がいいなと思う出来事があった。

先日、たまたま人相学の先生に

お会いする機会ががあった。

目、耳、鼻、口など顔の様子から

その人の運命を見ることができるという。

生年月日や血液型など、

同じ条件の人が世の中にいるものを

使った占いには、あまり興味がない。

でも、

「顔」というのは、唯一無二。

ここで出会ったのもご縁と思い、

かるく見てもらうことにした。

すると、やたらとほめられたのが

「広いおでこ」(笑)。

歳を重ねるごとに、髪の毛のはえぎわが

どんどん上昇していく・・・

私にしてみれば、広いおでこはほめるどころか、

悪い意味で気になる存在でしかなかった。

そこを、ほめられるとは・・・。

でも、人相学的にみると、私のおでこは

非常に運気がよいから、自信をもって

「見せたほうがいい」らしい。

私も単純（純粋？）なもんだから、

そう言われたら、なんだか

そんな気分がよくなってきて、

いままで隠そうと試みていた広いおでこを、

あえて見えるようにセットするようになった。

自分の中にあった

「広いおでこは恥ずかしい」

という常識は、

「広いおでこでよかった」

に変わった。

・・・

常識が変わる経験は、別の日、

散髪屋さんに行ったときにもあった。

ご縁があり、いままでとはちがう

新しい散髪屋さんに「変えてみた」ときのこと。

私の髪の毛は、どちらかというとクセ毛。

サラサラのストレートヘアにあこがれていた。

ところが、

散髪屋さんに行ったとき、店長から

「このクセ毛だからこそ、とてもよく似合う髪型があります！」

と言われた。

「クセ毛で、いいことなんかない」

とずっと思っていたから、その言葉に驚いた。

・・・

人相学の先生も、散髪屋の店長も

少々おべっかを使って、

ほめてくれただけなのかもしれない。

でも、信頼できるその道のプロから言われれば、

正直、悪い気はしない。

そしてなにより、散髪直後に自撮りした写真を、

それまでの写真と見比べてみて自分が驚いた。

髪型は変わった（おでこも出すようにセットしてもらった）。

でも、それ以上に、

自分の表情全体から、

いままでとはまったく違う、エネルギーを感じた。

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整形外科医のマクセル・マルツ博士は、

整形手術をした人は、性格まで急に

変わるケースが多いことを発見し、

人の潜在意識がもつ、自動成功へのメカニズムを

サイコ・サイバネティクス理論として提唱した。

でもきっと、整形などしなくても

本当はいいのだと思う。

私は、髪型は変えたが、おでこは変えていない。

事実はそのままで、思い込みが変わっただけ。

整形はきっと、認知に変化を与えやすい

きっかけに過ぎない。

方法はきっとなんでもいい。

私の顔の素材は、イケメン俳優のようによくはない。

生まれかわったら、ぜひそういう素敵な

顔立ちで生まれ変わりたいという野望もひそかにもっている。

でも、顔の部品一つ一つが持つポテンシャル以上に、

いまの自分を「気に入る」だけで、

表情が大きく変わる。

それはきっと、

顔には「心」がもろに表れるからだろう。

そして、

心とは「思い込みがすべて」。

・・・

「自分の人生はついていない」

「自分はダメだと」

と、思い込んでいる人は、そういう顔になる。

でも、現実は同じでも、

「自分人生にもいいことはある」

「私という人間にもいいところがある」

と思い込んでいる人は、そういう顔になる。

私の知人で、ある難病におかされながら、

病魔の痛みはあっても、

過去に苦労したしがらみなく、生きられている

今の自分が一番自由で幸せだと、

心の底から笑顔で言い切る人がいる。

人は状況を見て、幸不幸を決めたがるが、

幸不幸は、その人の心の中に決定権がある。

・・・いや、心の中にしかない。

【この言葉を自分に言ってみよう！】

「人生は思い込みが100%」。

どうせ思い込むなら、よい面を疑う思い込みより、

ネガティブにとらえすぎる面を疑う思い込みの方がいい。

何を思いこむかは、あなた自身が採用し、

決定しているのだから。

また、

必ずしも変わるきっかけは必要ない。

自分さえ「これでいい」といまここで決めれば、

それで、すべては解決する。

「きっかけがないと変われない」

という、思い込みもはずそう。

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