ミスをなくす最高の対処法

けさ、リビングの雨戸をあけたとき、

目の前にあった物干しざおをみて

発見をしました。

物干しざおにはひと月くらい前に

娘に頼まれて設置した、

『鳥のえさ場』

があり、

そこに草が茫々と生えていたのです。

見た瞬間

「やってしまった」

と、思いました。

このひと月のあいだ、

鳥のえさ場の存在を忘れていたのでした。

なぜ忘れたのか、

理由は簡単にわかりました。

「見えないところにあったから」

でした。

鳥のえさ場を設置した時は、

リビングから見えるところに

ぶら下げたのでした。

ところが、

その後何回か激しい雨風があって

風にあおられていつの間にか

見えないはじっこの方に追いやられていたのです。

雨が降ったので水分もあり、

鳥の餌用においてあった

種が発芽していたのでした。

こういうちょっとした

「忘れ物」を防ぐ方法

はいくつかあります。

今回の例で言えば、

・風があることをあらかじめ予想し、風にあおられてえさ場が移動しないようにしっかりと固定しておく

・えさ場のえさの交換を定期的にする決まりごとを作っておく

・(類似ですが)毎日つけている今日やることのチェックリストに、えさ場の確認を入れておく。

・窓に、「えさチェック」と貼紙をしておく

・・・など

ミスを防ごうと思えば、

出来そうな対策はたくさんあります。

でも、

日々そんなにえさ場のことなんて

気にしながら生きていないですよね。

起きてしまったミスから、

対策を考えることはできても、

起きる前にすべてを想定することなど不可能です。

そしてミスは必ず起きます。

そんなときのために、

ミスを防ぐ最高の方法をご紹介しましょう。

その方法とは、

ミスをしてしまった時に

「しょうがない」

といって、

あきらめてしまうこと。

それだけです。

あたりまえすぎて拍子抜けするでしょうか?

でも、

出来ていない人が多いですよ。

防げるはずもないミスをふり返って、

自分を責めてしまう人がいます。

「あのときの自分はだめだった」

「足りなかった」

と。

反省は大切ですが、

反省してイヤな気分になって、

心のエネルギーを下げてしまっては

何の意味もありません。

心のエネルギーさえ高く保てれば、

改善につながる行動に

つなげることが出来ます。

そのためにも、

別に人生を左右するほどでもない、

死ぬほどでもないミスは

『気にしない』

のが一番です。
ミスをしてしまった時にまず、

何度も何度も自分に

「しょうがない、しょうがない」

と、念仏のように言い聞かせましょう。

5回で自分が納得しないなら10回。

10回でダメなら100回。

こんな風にすればたいていのミスは、

起きた事実は変わらなくても、

心を傷つけるようなミスではなくなります。

心の受け止め方が変わります。

「しょうがない」という言葉は、

あきらめるのではなく、

自分を責めるのでもなく、

受け入れるための言葉

です。

ポイントは、

「100回言い聞かせてもダメな時は
どうすればいいのでしょうか?」

などと、

出来なかったどうしようと、

まだ起きてもいないことに取り越して

意識を向けるのではなく、

まずやろうと決めること。

そして、

使える場面、使える場所があれば

それでよしとすることです。

出来ないことに意識を向けるのはやめましょう。

全体で心を軽くすれば、

エネルギーは湧いてきます(下がりません)。

出来るところを見る

ほんもののプラス思考でいきましょう。

「鳥のえさ箱に草が生えたからって

死にはしない。

交換したおしまい。以上!」

であります。

ミスをしたくらいで

自分を責める必要など一つもありません。

責めても解決はしません。

心のエネルギーが落ちるだけです。

 

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